失恋した男友達と、ルームシェア始めました
さっきまで開いていた物件サイトを、少しスクロールしてから、ふっと笑う。


「出て行くの、どっちなんだろうな、これ」

「は?」

「もし遥が本当に出ていくなら、俺、多分、“一緒に行く”って言うと思う」

「……はあ?」


耳を疑った。

「だってさ、この部屋、元カノの影残ってるの、正直こっちも微妙だし。失恋の続きみたいな場所のままにしとくの、なんか嫌じゃん」

(“失恋の続きみたいな部屋”って、私が心の中で勝手に呼んでたんだけど)


思わず、心の中でツッコミを入れる。



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