貴女の天使でいられるの

金曜日になった。
皆が揃う6時半に、ホテルのレストランで行われる。中村と行く訳にはいかないので、5人で会社から歩いて行く事にした。
1階のロビーに降り立つと、一斉に麗美を見る。
「幻ではなかった。」
と口々にした。スマホを構える者が多かった。直ぐにSNSにアップされ
「幻の天使が現れた」と見出しに上げられた。会社のロビーだった為直ぐに会社が特定された。
レストランに着くと、貸し切りになっていた。それも11人のみである。このホテルも花園だった。
十分食べて飲んで、他愛ない話をしながら時は過ぎ、11時になった所で解散となった。
今井さんと多田さんが私を送ると言ったけど
「家の者が迎えに来るので大丈夫です。」
と断った。
今日は父の専属ドライバーが迎えに来る事になっていた。下に降りるとホテルの出口でドライバーの西村が私を待っていた。父の車だったので、高級外車だった。皆が呆気に取られてる間に車に乗り込んだ。
中村とは朝行き会ったきりだった。金曜日なので月曜日迄会えないのは寂しかった。
月曜日になり
中村に会えると楽しみにしていた。しかし、西村だった。西村はロビーの前に駐車するとのこと。
中村はどうしたの、と心配になった。
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