監禁溺愛!? ~猫好き主任は、猫っ毛の年下部下に篭絡される~
「笑うところじゃないんだけど。堂々と浮気の話をするのもどうかと思う」
「浮気……せざるを得なかったんで」
「ダメだよ。一緒に暮らしてる人がいるんでしょ?」

 彼はぷっと噴き出した。
 まったくもって笑うところじゃないのに。
 彼への不審が募っていく。

「そうだ、彼女に会ってください。そしたらわかりますよ」
「どういうこと?」

「浮気せざるを得ない浮気……気になるでしょ?」
 猫のようなアーモンドアイに見つめられ、私はけげんに眉を寄せた。



 結局、私は彼の自宅に一緒に向かった。
 監禁された女性を助けたい。
 その一心で来たけれど……。

 玄関の扉を見て、急におじけづく。
 女ひとりで来たのは迂闊だった。課長に相談して、後日一緒に来たほうがよかった。

「やっぱり」
 帰るよ、と言いかけたときにはもう彼は玄関を開けていた。

「すぐ入ってください」
 彼はするりと玄関に入り込む。

 ここまで来たんだ。
 私は勇気をふりしぼる。

 今日はっきりさせないと、彼は警戒してもう家に人を入れないかもしれない。

 私は深呼吸してから玄関に入り、驚愕した。
 入ってすぐ、格子状の扉がある。
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