おかえりが聞こえる病室
莉奈はティッシュを一枚取り、そっと亜美の手に渡した。
「今日はいっぱい泣いていい日。」
「頑張らなくていい。」
「我慢もしなくていい。」
亜美は涙を拭きながら、小さく聞いた。
「……なかないほうが、いい?」
莉奈は首を横に振る。
「ううん。」
「泣きたい時は泣いていい。」
「看護師さんのお仕事はね。」
少し笑って続ける。
「泣いてる子の隣にいることだから。」
その言葉に、亜美はきょとんとした。
「……そうなの?」
「そう。」
「だから安心して泣いて😊」
ママが思わず笑う。
「そんなお仕事なんですね。」
「はい。」
莉奈も笑った。
「結構、得意なんです。」
病室に、小さな笑い声が広がる。
それは、302号室で初めて聞こえた笑い声だった。
「今日はいっぱい泣いていい日。」
「頑張らなくていい。」
「我慢もしなくていい。」
亜美は涙を拭きながら、小さく聞いた。
「……なかないほうが、いい?」
莉奈は首を横に振る。
「ううん。」
「泣きたい時は泣いていい。」
「看護師さんのお仕事はね。」
少し笑って続ける。
「泣いてる子の隣にいることだから。」
その言葉に、亜美はきょとんとした。
「……そうなの?」
「そう。」
「だから安心して泣いて😊」
ママが思わず笑う。
「そんなお仕事なんですね。」
「はい。」
莉奈も笑った。
「結構、得意なんです。」
病室に、小さな笑い声が広がる。
それは、302号室で初めて聞こえた笑い声だった。