Ironic Honey
怜奈と近況について話す。
ダイニングバーで二人共ロコモコと、私は水、怜奈はカフェラテを注文した。
「連絡一本入れるのに、そこまで悩むこと?」
「だって、別にそんな連絡いらないなあと思わない?」
「いちいち、今からトイレ行くね。今から皿あらうねとか、そのレベルの報告は鬱陶しいけど、どこに行くとか、その程度の連絡はいいと思うけどね」
確かに、自分がもらう程度には何も思わない。その考えで私も気楽に送れたらいいのだろうけれど、自分が何かをすることに対しては、迷惑かもしれないとか、不要かもしれないと考えてしまう。
それは、私の考えすぎなのだろうか。
「…あっさりしてるなんて、自分で思ってたけど、意外と面倒な女ね、私」
「自分であっさりとか思っている女ほど、面倒くさいのよ」
「今は刺さる、それ」
怜奈の言葉に溜息を吐くと、目玉焼きをスプーンで割る。
今まではこんなに悩むような相手もいなかった。私はいつも通り過ごして、そんな自分を受け入れてくれる相手といればいいと思っていたけれど、今はありのままの可愛げのない私を千織は受け入れてくれないんじゃないかって不安に感じている。
相手を好きだと、自分を取り繕ってでも好きになってもらいたくて、相手と一緒に長くいることを考える。そんな感情、今までなかった。
ダイニングバーで二人共ロコモコと、私は水、怜奈はカフェラテを注文した。
「連絡一本入れるのに、そこまで悩むこと?」
「だって、別にそんな連絡いらないなあと思わない?」
「いちいち、今からトイレ行くね。今から皿あらうねとか、そのレベルの報告は鬱陶しいけど、どこに行くとか、その程度の連絡はいいと思うけどね」
確かに、自分がもらう程度には何も思わない。その考えで私も気楽に送れたらいいのだろうけれど、自分が何かをすることに対しては、迷惑かもしれないとか、不要かもしれないと考えてしまう。
それは、私の考えすぎなのだろうか。
「…あっさりしてるなんて、自分で思ってたけど、意外と面倒な女ね、私」
「自分であっさりとか思っている女ほど、面倒くさいのよ」
「今は刺さる、それ」
怜奈の言葉に溜息を吐くと、目玉焼きをスプーンで割る。
今まではこんなに悩むような相手もいなかった。私はいつも通り過ごして、そんな自分を受け入れてくれる相手といればいいと思っていたけれど、今はありのままの可愛げのない私を千織は受け入れてくれないんじゃないかって不安に感じている。
相手を好きだと、自分を取り繕ってでも好きになってもらいたくて、相手と一緒に長くいることを考える。そんな感情、今までなかった。