【改稿版】彼女はエリート外交官の求愛から逃れられない
「報道の件で日奈さんから琴乃さんに連絡したいからとアドレスを聞かれました。教えていいですか?お兄ちゃんが教えてくれないからと言ってました」
私はあの時、里香さんに頼まれて連絡先を交換していた。
日奈さんが報道のことで私に連絡を取ろうとしているということは、記事のあの写真は間違いなく彼だということだ。
報道内容が本当なのかどうか聞きたかった。
でも話している時間もなかったのですぐに了承してしまった。
「琴乃ちゃん……」
すると、そこに弦也が入ってきた。
「姉ちゃん、母さんは?発作起こしたっていったいどうなってんだよ。藤堂さんのせいなんだろう?」
おばさんが驚いている。
「ちょっと、弦也。大きな声出さないで。外で話しましょう」
私達は打ち合わせコーナーへ移動した。
「藤堂さんって、確か……琴乃ちゃんの交際相手?その人がどうかしたの?」
「……おばさん、ニュース見てない?」
弦也が言った。
「弦也!」
「姉ちゃん、隠したってだめだよ。とりあえず、状況を把握しないと。おばさんには迷惑かけたんだからさ」
弦也が携帯でニュースを見せて、これが藤堂さんらしいと話した。
おばさんは驚いて、お母さんの発作の原因はこれだったのねと納得した。
「それで、これは本当なの?」
「写真は彼で間違いないと思います。記事の内容については……本当かどうかまだわかりません」
「わからないって、姉ちゃん、藤堂さんに確認した?大体、連絡はきたのかよ?」
「まだよ。でも彼は出張中で、しばらく連絡がつかないかもしれないと言っていたの。私の方からメールを入れてあるからそのうち返事がくると思う」
私はあの時、里香さんに頼まれて連絡先を交換していた。
日奈さんが報道のことで私に連絡を取ろうとしているということは、記事のあの写真は間違いなく彼だということだ。
報道内容が本当なのかどうか聞きたかった。
でも話している時間もなかったのですぐに了承してしまった。
「琴乃ちゃん……」
すると、そこに弦也が入ってきた。
「姉ちゃん、母さんは?発作起こしたっていったいどうなってんだよ。藤堂さんのせいなんだろう?」
おばさんが驚いている。
「ちょっと、弦也。大きな声出さないで。外で話しましょう」
私達は打ち合わせコーナーへ移動した。
「藤堂さんって、確か……琴乃ちゃんの交際相手?その人がどうかしたの?」
「……おばさん、ニュース見てない?」
弦也が言った。
「弦也!」
「姉ちゃん、隠したってだめだよ。とりあえず、状況を把握しないと。おばさんには迷惑かけたんだからさ」
弦也が携帯でニュースを見せて、これが藤堂さんらしいと話した。
おばさんは驚いて、お母さんの発作の原因はこれだったのねと納得した。
「それで、これは本当なの?」
「写真は彼で間違いないと思います。記事の内容については……本当かどうかまだわかりません」
「わからないって、姉ちゃん、藤堂さんに確認した?大体、連絡はきたのかよ?」
「まだよ。でも彼は出張中で、しばらく連絡がつかないかもしれないと言っていたの。私の方からメールを入れてあるからそのうち返事がくると思う」