初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
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零のために用意されていた専用の控え室で、ルームサービスのアフタヌーンティーを味わいながら三人でのんびり過ごしていた。
「へぇ、もうすぐ中学生になるのかぁ。どうりで初々しいわけね」
「初々しいって、二つしか違わないだろ?」
「もう、わかってないなぁ。これぐらいの女の子にとったら、大きなことなんだから」
「はい、はい」
「あ、あの、お二人は仲が良いんですね?」
「まぁ、悪くはないわね。同士ってところかしら」
「羨ましいです。私、初対面の人と話すの苦手だし。人前だと、真っ赤になって……喉もつっかえちゃうし……」
(あっ、それ、赤面症かも……)
そう思ったものの、素人判断で口にするのは躊躇われた。けれど、そのことが妙に気にかかっていた。
「え、でも、私たちとはちゃんと話せてるわよね。どうして?」
「こんなに話せるのは初めてで、どうしてかよくわかりません。けど、さっき助けてもらったし、優しい人なんだって、わかったからだと思います」
「そっかぁ。なんか嬉しいなぁ。私は綺麗なお姉さんだから話しやすいのはわかるんだけど。彼はどうして?」