初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
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甘やかな時を経て、深く繋がり合った二人は仲良く昇り詰めた。
零と気持ちを伝え合い、心から通じ合えたおかげだろうか。
心も身体も満たされて、この上ないほどの幸福感に包まれている。
――天にも昇る心地とは、このことか。
遥奈は身をもって実感していたのだ。
そこに、ようやく落ち着きを取り戻したらしい零から声が届いた。
「遥奈、ごめん」
だが、謝罪される謂れはない。
――もしかして、すぐに達してしまったのを気にしているのだろうか……
それなら、時間なんて関係ない――こんなにも心が満たされているのだから。
「私は充分満たされてますよ。零さんとこうして抱き合っているだけで、幸せなんですから」
気落ちした零を励まそうと素直な気持ちを告げたのだが……
なぜだか零は、ますますバツ悪そうに視線を泳がせて言葉を濁す。
「俺もそうだよ。そうなんだけどね……」
「どうしたんですか? 私に不満があるなら、ハッキリ言ってください。直しますから」
零の様子から、自分に原因があるものだと考えた遥奈は、零に詰め寄るのだった。
「遥奈に不満なんてあるわけないだろ。むしろ、良すぎて、たった今達したはずなのに、まったく衰えてないんだ。二日間、ずっと遥奈のナカで過ごせそうなぐらい」
しかし、零からの予期せぬ言葉に、状況は一変する。
「――ッ!?」
零の言葉で、意識を集中させると、確かに萎えているはずの昂りは元気なままだ。
さっきよりもパワーが漲っている気さえしてくる。
「Ican't anymore, Ican't stand it. My body and mind are completely crazy about you(もう、無理、我慢できない。身も心も君に夢中なんだ)」
「あっ、んぅ、ふぅ、んんっ――」
驚いているうちに、美しい獣と化した零に再び口づけられ組み敷かれていた。
こうして遥奈は、零がどれほど自分に夢中なのかを身体にたっぷりと教え込まれたのだった。
零の予告通り、週末の間ずっと――