初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
恋人として


 週末の二日間、恋人になった零にどこもかしこも愛し尽くされたと言っても過言ではない。

 リビングダイニングのソファで始まった行為は、ベッドルームだったり、バスルームだったりと、スイートルームの随所に及んだ。

 あれからソファで三回戦まで及んだ後、零がようやく落ち着きを取り戻してくれたのだが……

 晴れやかな顔の零に、「身体辛いだろうから、俺が綺麗にしてあげるね」そう言われて、一緒に入浴する流れになった。

 正確には、足腰たたなくされて、そうするしかなかったのだ。

 達したばかりの身体に立て続けの二回戦なのだから、無理もないだろう。

 失神しなかったのが不思議なぐらいだ。

 だというのに、零に全く疲れの色が見えない。

 ハーフだからかなんなのか、タフすぎる。

 両想いになったゆえの高揚感からであってほしい。でないと、こっちの身が持たない。

 バスルームでも、身体を洗うだけで済むはずがない。

 それより何より、零と一緒にお風呂だなんて、心の準備が追いつかない。

 交際経験はあっても、男性とお風呂を共するのは初めてなのだから。しかも、初恋の相手となんて、そんなの無理に決まっている――

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