初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
「いいに決まってるじゃないですか。もう零なしじゃいられないほど、愛してるんですから。それに、もっともっと零のことを知りたいの。だって、零は私だけのものでしょ。だから、教えてほしい」
「はぁ~。遥奈はどれだけ俺のことを夢中にさせれば気が済むの? 愛してやまない遥奈に、そんなこと言われたら……。あー、もう、わかったよ。今から、俺が遥奈をどれほど愛しているか——余すことなく教えてあげるから、受け止めてよ」
想いに応えてくれた零への愛おしさが際限なく溢れてくる。
「嬉しい……っ!」
遥奈は零の首に両の腕を絡めてぎゅっと抱きついた。
すると零は、遥奈を抱きしめたまま声と身体を震わせる。
「You are my everything(貴女は俺のすべてだ)」
あたかも昂ぶった感情のままに言葉を紡ぎ出すようにして——
束の間、互いの身体を抱きしめることで、この上ない幸せを噛みしめていた。
そんな時を経て、二人は見つめ合い、愛を囁き合う。
「遥奈、好きだ、愛してる」
「私も、零が好き。愛してる」