初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
遥奈は羞恥に身悶える間もなく、ベッドに組み敷かれた。そうしてあっという間に、ドレスの裾をめくりあげた零がその中に潜り込む。
(や、やだ。そんなところに、恥ずかしすぎる……っ!)
驚愕した遥奈が脚をばたつかせる前に、零の腕に太腿を抑え込まれて動けない。
一人狼狽えていると、熱い感触がもたらされた。
「あっ、やぁだ。汚い……からっ。汗掻いてるから……ダメっ、ダメェ!」
零の舌だと気づいて、精一杯の抵抗を試みるも、美しい獣と化した零は容赦がない。
いつにも増して興奮しているのか、目が血走ったようにギラついている。時折漏らす息も酷く荒々しい。
——こんなにも、求めてくれているんだ。
そう思うと嬉しいが、恥ずかしさがどうにも拭えない。
「大丈夫、どこもかしこも綺麗だよ。気になるなら、俺が隅々まで、綺麗にしてあげる」
遥奈が羞恥に苛まれるほど、零の興奮度も増すのか、零の言動が大胆になってゆく。