初恋を拗らせたホテル御曹司は癒やしの女医にだけ激愛本能を滾らせる
「そのまえに、痛くないように丁寧に解しておくね」
遥奈が見蕩れている間に、そう口にした零は遥奈の恥ずかしい場所に顔を埋めていた。
信じられない光景に遥奈は驚きを通り越して戦慄する。
この状況から逃れようと手足をばたつかせるも、零にしっかりと固定されていてビクともしない。
「や……ヤダ。そんなとこ……汚い……からぁ」
「遥奈に汚いところなんてないよ。どこもかしこも綺麗だから、安心して」
――そんなこと言われても、安心なんてできるわけがない。
「そんなわけ……ちょっ――ひゃんッ‼」
準備のためだと頭では理解できても、実際に自分が経験するとなれば話は別だ。
遥奈が耐えがたい羞恥に見舞われ強い抵抗を示すも、零は口づけながら褒めるばかりで聞き入れてくれない。
「本当だよ。遥奈のどこもかしこも綺麗だし、甘くて美味しいよ。どこもかしこもすべて」
それどころか、どんどん言動が大胆になってゆく。
おかげで、声は嗄れ息も絶え絶えだ。
――このままだと、どうにかなってしまいそう。
もう恥ずかしいなんて思うような余裕なんてない。
涙と汗にまみれ、シーツの波にくたりと身を投げ出した遥奈がぽーっとしていると零が身を起こした。