雨が降る日はジャスバーへ ――歌姫の告白――


 その言葉を聞いて、二週間ギリギリまで、歌詞を作った。
 
 今まで書き出せなかった歌詞は、何百枚も消して書いてを繰り返してようやく出来た歌詞だった。

 ライブ当日になっても、朝早くからギリギリまで合わせをして完成した。

「何とか間に合ったな!」

「色々ありがと西田。それに皆」


 いつものライブに着る服と違う、黒い服を身にまとう。
 
 黒を選んだのは、決断を二度と忘れない為。だから、レンが着ている白の反対を選んだ。
 
 同じ道を選ばず、夢を選んだから、これは私なりの決意。

 ステージに向かって歩き出す。最後の別れを言う為に。
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