大変な物を拾ってしまいました
大きな森を抜けると、高い山が見えて来た。
「この辺りで、お前の物を揃えよう。」
街に降り立ち、アイガーから離れると少し暑い。
まず宿を取り、服を調達した。
何故かアイガーが全て決めてしまった。
「こんな際どいの恥ずかしいよ。」
「何を言う。それでも譲歩してやった。」
そして今から火山に登ると言うので、食べ物や飲み物、ブーツなども用意した。
「回復薬とかいるかな…。」
「そんな物いらん。誰が作ったかわからん物など飲まん…。それに効かない。お前からの再生がある。」
「そうなんだ。じゃあ、私の分を買おうかな。」
「お前は俺が回復させるから大丈夫だ。」
「そう?ありがとう。」
腰を抱き寄せられて頭にキスをされる。
「行くぞ。」
アイガーは当たり前にお姫様抱っこをする。
アイガーは飛び立ち、高度を高く上げていく。
「暑い…。という事は、炎のダンジョン?」
「あぁ。ダンジョンなんぞつまらん所には行く気は無い…。」
山の頂上。
「うわぁー綺麗…。炎と火山の石のお城…。火の粉が花びらが舞う様な景観だね。」
「ぼーっとするな。行くぞ。下は…人間が落ちたら骨まで無くなるぞ。こっちに来い。」
アイガーは私を抱き上げた。
「これ…普通の人…勇者様とかでも攻略無理なんじゃ…。ものすごく簡単に来てるけど…。ここに来るまで危険過ぎる。」
大きな扉を開ける。
1人の男の人がソファに座っている。
「おやぁ?へぇ?お客さん!何十年ぶり?ん?なんか…いつもと違う?てか…魔王レベルばっかりいない?しかも人間が1人?どういう事?こんなの初めてなんだけど。」
「さて、ここもハズレ…。早く次に行きたいのでな…。さっさと済ませよう。」
「アイガー!ちょっと待って!名前聞いてない!」
「どうでも良い…。」
「私は、魔獣師のシャルです。あなたは炎の魔王ですよね!お名前を!」
「は?今から命の取り合いをするのに名前名乗るの?ぷっ。あははははははっ。何なんだ?お前。面白い。良いよ。教えてあげる。俺の名前はフレア。お前の事、気に入ったから、僕の従属にしてあげても良いよ。」
「また浮気…。浮気者の従属を持つと、毎回、ハラハラさせられる。生意気な口をきくコイツは殺す。」
「さて!始めようか!ファイアスト!」
火の玉が飛んで来た。
アイガーが片手で受けると火の玉が消えた。
「アイガー。私を下ろして。私がいたら戦うのに邪魔でしょ。」
「アイツは1番にお前を狙った。それはお前が1番弱いと思われてて狙われてる。だからどっちみちこの体勢になるから気にするな。」
アイガーが手のひらに黒の球体を出してフレアに投げた。
「闇か…。燃やし尽くしてやる。ファイアオール!」
フレアも大きな球を投げた。
明らかにフレアの方が大きな球体だったのにアイガーの闇が炎の球体を飲み込んだ。
「えーっ?飲んじゃうんだ。じゃあファイアマント!」
フワッとした熱気が来た。
「上だ。」
上に炎の絨毯を敷いた様に天井が真っ赤だ。
これ落ちて来たらヤバいんじゃ…。
「大雨降り!」
スファンがパンと前足を叩くとザーッと大雨が降り注ぎ、絨毯の赤を消していった。
「火炎車!」
私達の周りを火柱の壁で囲まれた。
「ウィンドーサークル!」
竜巻が起こる。
すると火が消えた。
「サンドアイ!」
竜巻の中に砂が入り、周りが見えなくなった。
「ウォーターキューブ!」
フレアさんを水の立方体が包んだ。
どんどんと水の壁を叩いても破れず、炎の魔術も水の中で出せないフレアさんは水の中で溺れて、段々意識が遠のいた。
グッタリして水の中で気を失っている。
「スファン!解放して!」
バシャと風船が割れた様に解放されると、フレアさんは、息をしていない。
心臓マッサージをする。
「ぐはっ。ぐぇっ。ゴボッ。ゴボッ。」
「大丈夫?フレアさん、私の魔獣になってくれる?」
「うん。俺の完敗。君の事、気に入ってるから良いよ。ただ…。魔力が…。」
フレアさんは、気を失うと、ネズミに変わった。
ー炎の魔王フレア攻略成功ー
魔獣師シャル経験値2000↑
魔獣アイガー経験値1500↑
魔獣スファン経験値1600↑
魔獣ゾーイ経験値1500↑
魔獣ワーナ経験値1500↑
魔獣師シャルパーティー全員、炎魔術獲得
報酬、炎の宝石
その夜、宿に戻り、アイガーさんには激しく愛されて、他の魔王達に各々身体中を舐められ私の魔力は底を尽きかけ気を失った。
しばらくして、目を覚ますと、喉が渇いたので、ベッドを抜けると、アイガーさんは黒猫になり、皆が円になり真ん中の何かを囲み会議をしている。
大きな黒猫、カエル、鷹、さそり、ネズミが円になっている。
可愛過ぎる。
「おい。アイガー、そろそろ俺達も元の身体に戻せよ!お前、最後に俺たちに封印魔術施しただろ?」
「は?自力で戻れよ。それに戻したらシャルを抱くつもりだろう?今でも身体中舐め回してるくせに…それだけでもありがたいと思え。」
「自力?あれだけ強力な封印を施してるくせに…。」
「そんな事はどうでも良い。次、この辺に魔王はいるのか?」
「ん?この辺りは、氷山があるから…。多分、ダンジョンがあると思うけど…。」
「ダンジョンなんぞどうでも良い。」
「それは同意。じゃあ次、ここ行く?」
「あのさー、アイガー何か探してる?」
「あぁ。まぁな。」
「何を探してるの?」
「色欲の魔王だ。」
「あぁ。なるほど…。良いね。でも結構レアだよね。色欲の力欲しいなぁ…。」
「そうだよね…。俺達みたいな魔王ならわかりやすいけど…。片っ端から探さないとだね。」
「とりあえず、次、ここで良いんじゃない?」
「そうだな。」
「会議は終わりだ。ん?起きてたのか?ってわざと聞かせたんだがな。お前の気配がわからない奴などここには居ない。」
「とりあえずの目標は色欲の魔王だよ?シャル…。楽しみだね?」
なんか嫌な予感しかない…。
「色欲の魔王なんて激レア魔獣だよ?」
「え?」
「だってどこにいるかわからないんだもん。」
「会ってみたい!」
「そう来なくっちゃ!」
「可愛いね。君は。チョロい。」
「え?」
何かバカにされた?
この時の私は全く皆の意図がわかっていなかった。
「この辺りで、お前の物を揃えよう。」
街に降り立ち、アイガーから離れると少し暑い。
まず宿を取り、服を調達した。
何故かアイガーが全て決めてしまった。
「こんな際どいの恥ずかしいよ。」
「何を言う。それでも譲歩してやった。」
そして今から火山に登ると言うので、食べ物や飲み物、ブーツなども用意した。
「回復薬とかいるかな…。」
「そんな物いらん。誰が作ったかわからん物など飲まん…。それに効かない。お前からの再生がある。」
「そうなんだ。じゃあ、私の分を買おうかな。」
「お前は俺が回復させるから大丈夫だ。」
「そう?ありがとう。」
腰を抱き寄せられて頭にキスをされる。
「行くぞ。」
アイガーは当たり前にお姫様抱っこをする。
アイガーは飛び立ち、高度を高く上げていく。
「暑い…。という事は、炎のダンジョン?」
「あぁ。ダンジョンなんぞつまらん所には行く気は無い…。」
山の頂上。
「うわぁー綺麗…。炎と火山の石のお城…。火の粉が花びらが舞う様な景観だね。」
「ぼーっとするな。行くぞ。下は…人間が落ちたら骨まで無くなるぞ。こっちに来い。」
アイガーは私を抱き上げた。
「これ…普通の人…勇者様とかでも攻略無理なんじゃ…。ものすごく簡単に来てるけど…。ここに来るまで危険過ぎる。」
大きな扉を開ける。
1人の男の人がソファに座っている。
「おやぁ?へぇ?お客さん!何十年ぶり?ん?なんか…いつもと違う?てか…魔王レベルばっかりいない?しかも人間が1人?どういう事?こんなの初めてなんだけど。」
「さて、ここもハズレ…。早く次に行きたいのでな…。さっさと済ませよう。」
「アイガー!ちょっと待って!名前聞いてない!」
「どうでも良い…。」
「私は、魔獣師のシャルです。あなたは炎の魔王ですよね!お名前を!」
「は?今から命の取り合いをするのに名前名乗るの?ぷっ。あははははははっ。何なんだ?お前。面白い。良いよ。教えてあげる。俺の名前はフレア。お前の事、気に入ったから、僕の従属にしてあげても良いよ。」
「また浮気…。浮気者の従属を持つと、毎回、ハラハラさせられる。生意気な口をきくコイツは殺す。」
「さて!始めようか!ファイアスト!」
火の玉が飛んで来た。
アイガーが片手で受けると火の玉が消えた。
「アイガー。私を下ろして。私がいたら戦うのに邪魔でしょ。」
「アイツは1番にお前を狙った。それはお前が1番弱いと思われてて狙われてる。だからどっちみちこの体勢になるから気にするな。」
アイガーが手のひらに黒の球体を出してフレアに投げた。
「闇か…。燃やし尽くしてやる。ファイアオール!」
フレアも大きな球を投げた。
明らかにフレアの方が大きな球体だったのにアイガーの闇が炎の球体を飲み込んだ。
「えーっ?飲んじゃうんだ。じゃあファイアマント!」
フワッとした熱気が来た。
「上だ。」
上に炎の絨毯を敷いた様に天井が真っ赤だ。
これ落ちて来たらヤバいんじゃ…。
「大雨降り!」
スファンがパンと前足を叩くとザーッと大雨が降り注ぎ、絨毯の赤を消していった。
「火炎車!」
私達の周りを火柱の壁で囲まれた。
「ウィンドーサークル!」
竜巻が起こる。
すると火が消えた。
「サンドアイ!」
竜巻の中に砂が入り、周りが見えなくなった。
「ウォーターキューブ!」
フレアさんを水の立方体が包んだ。
どんどんと水の壁を叩いても破れず、炎の魔術も水の中で出せないフレアさんは水の中で溺れて、段々意識が遠のいた。
グッタリして水の中で気を失っている。
「スファン!解放して!」
バシャと風船が割れた様に解放されると、フレアさんは、息をしていない。
心臓マッサージをする。
「ぐはっ。ぐぇっ。ゴボッ。ゴボッ。」
「大丈夫?フレアさん、私の魔獣になってくれる?」
「うん。俺の完敗。君の事、気に入ってるから良いよ。ただ…。魔力が…。」
フレアさんは、気を失うと、ネズミに変わった。
ー炎の魔王フレア攻略成功ー
魔獣師シャル経験値2000↑
魔獣アイガー経験値1500↑
魔獣スファン経験値1600↑
魔獣ゾーイ経験値1500↑
魔獣ワーナ経験値1500↑
魔獣師シャルパーティー全員、炎魔術獲得
報酬、炎の宝石
その夜、宿に戻り、アイガーさんには激しく愛されて、他の魔王達に各々身体中を舐められ私の魔力は底を尽きかけ気を失った。
しばらくして、目を覚ますと、喉が渇いたので、ベッドを抜けると、アイガーさんは黒猫になり、皆が円になり真ん中の何かを囲み会議をしている。
大きな黒猫、カエル、鷹、さそり、ネズミが円になっている。
可愛過ぎる。
「おい。アイガー、そろそろ俺達も元の身体に戻せよ!お前、最後に俺たちに封印魔術施しただろ?」
「は?自力で戻れよ。それに戻したらシャルを抱くつもりだろう?今でも身体中舐め回してるくせに…それだけでもありがたいと思え。」
「自力?あれだけ強力な封印を施してるくせに…。」
「そんな事はどうでも良い。次、この辺に魔王はいるのか?」
「ん?この辺りは、氷山があるから…。多分、ダンジョンがあると思うけど…。」
「ダンジョンなんぞどうでも良い。」
「それは同意。じゃあ次、ここ行く?」
「あのさー、アイガー何か探してる?」
「あぁ。まぁな。」
「何を探してるの?」
「色欲の魔王だ。」
「あぁ。なるほど…。良いね。でも結構レアだよね。色欲の力欲しいなぁ…。」
「そうだよね…。俺達みたいな魔王ならわかりやすいけど…。片っ端から探さないとだね。」
「とりあえず、次、ここで良いんじゃない?」
「そうだな。」
「会議は終わりだ。ん?起きてたのか?ってわざと聞かせたんだがな。お前の気配がわからない奴などここには居ない。」
「とりあえずの目標は色欲の魔王だよ?シャル…。楽しみだね?」
なんか嫌な予感しかない…。
「色欲の魔王なんて激レア魔獣だよ?」
「え?」
「だってどこにいるかわからないんだもん。」
「会ってみたい!」
「そう来なくっちゃ!」
「可愛いね。君は。チョロい。」
「え?」
何かバカにされた?
この時の私は全く皆の意図がわかっていなかった。