大変な物を拾ってしまいました
フレアのいた山の反対側。

「雪…。フレア大丈夫?」

「寒い…っ。」

「じゃあ私のポケットの中に入ってて。」

「ありがとうっ!」

ポケットに入れようと思ったら胸当ての中に入って来た。

「あとはスファンも大丈夫?凍らない?」

「俺も無理かも…。」

「俺も。」

「俺も寒い。」

皆、私の胸当ての中にぎゅうぎゅうになりながら入った。

まぁいっか。

「軟弱な奴らめ。行くぞ。」

私をお姫様抱っこをして飛び立ち山を登っていく。

山の頂上に氷の城が立っていた。

「きゃっ。」

氷で出来た門を通ろうと歩き出すも滑って転けそうになった所をアイガーに抱き留められた。

「おい。こんな所で転んで怪我するとかやめてくれよ。お前は昔から鈍臭い。」

「そ、そんな事ないよ!でもありがとう。」

「行くぞ。」

中に入ると、とても綺麗な装飾が施された部屋だ。

「ここの魔王さんはすごく繊細でセンスが良いんですね。」

「また浮気…。」

「違います!」

大きな扉の前。

扉を開けると中に男の人が座っている。

私達が部屋に入ると、男の人が、こちらをチラリと眺めた。

「ん?誰か来たの?あー戦いに来た人?」

「あの!私、魔獣師のシャルっていいます!このお城、あなたが作ったんですか?」

「え…うん。そうだけど…。なんで?」

「ものすごく綺麗でなんて言うかセンスがものすごく良くて!素敵です!」

「え?…あ、ありがとう…。んで、何しに来たの?」

「えっと…。私の魔獣になってください!」

お辞儀をして手を出した。

「…………っぷ。くくっ。」

顔を上げると、氷の魔王がお腹を抱えて笑っている。

「あははははははっ。何なの。君っ。俺が欲しいの?」

「はい!」

「可愛がってくれる?」

「もちろんです!」

「じゃあ良いよ。」

「え?良いんですか?」

「嫌なの?」

「いえ。嬉しい!」

「ははっ。面白い。俺はラビ。せっかく言ってくれたけど、俺はもうすぐ死ぬから…。それまでよろしく。」

「もうすぐ死ぬ?」

「うん。ほら。」

ラビが服をはだけさせ露わになったお腹には大きな傷があった。

「え?どうしたんですか!?治療は?」

「ここにはそんなの出来る奴、居ない…。怪我をしたら最後…。死ぬのを待つだけ…。」

「私が治します!」

「ダメだよ…。これがうちの掟だから…。」

「あなたは、私と魔獣契約したんだから、私が治すの!」

「………はい。」

私は、回復魔術を使った。

こんな深い傷治せるかなって思ったけど治せた。

アイガー達と旅をして私も経験値上がったから出来る事増えてる。

ラビの身体はモフモフのウサギに変わった。

「可愛い…っ。ゆっくり休んで。」

私はウサギの彼を抱きしめた。

ー氷の魔王ラビ攻略成功ー

魔獣師シャル経験値2000↑

魔術師パーティー全員に氷魔術獲得。


報酬、氷の宝石


宿に戻るとラビが目を覚ましたかと思うと、私にピタリとくっついて来た。

「甘えん坊さんだね。」

「ん?ずっと1人だったし…。君が、可愛がってくれるって言ったし。それに君の魔力は美味しいし、心地良い…。」

すると、アイガーが私を押し倒した。

「アイガー?っ!」

アイガーは私の身体にキスマークを付ける。

「俺のモノって感じがするな…。ふっ。よく似合ってる…。さて魔力をくれ。」

アイガーに抱かれて、他の皆も私の身体を舐め回して私は力尽きた。



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