失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした
「お互い様だろ」

返ってきたのは、そんな一言だった。

まるで特別なことなんて何もしていないみたいに。

それが当たり前なのかもしれない。

誰かと暮らすなら。

一緒に生活するなら。

お互いにできることをして、支え合う。

きっと、それが普通なのだ。

同居を決めた時は不安だった。

上手くやっていけるのか、自信もなかった。

でも――

家事が半分になるだけで、こんなにも楽になるなんて思わなかった。
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