失恋した私を拾ったのは、大型犬男子な幼馴染でした
冷蔵庫を開ける音が聞こえる。

振り返ると、麦茶を取りに来たらしい陸斗が立っていた。

……それはいいのだけれど。

お風呂上がりだからか、髪はまだ少し濡れていて、水滴が首筋を伝っている。

いつもより少しだけ色っぽく見えてしまって、思わず目を逸らした。

子どもの頃は、こんなふうに思うことなんてなかったのに。

唐揚げを油で揚げ、ご飯をよそう。

お味噌汁も温め直して、お椀に注いだ。
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