PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
司会者がキョトンとした顔で、ひなたくんに近づいていく。


「ひなたくん、もしかして……走るの苦手?」
ひなたは少し考えるように首を傾げた。
「昔は苦手でしたけど、大分慣れました」
「……」


司会者は言葉を失う。
いや、今も十分苦手に見える。
会場から笑い声が起こる。


「ひなたくんって……もしかして天然?」


会場の反応が気になったのか、ひなたくんは湊の方へ近づいていく。
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