PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
「七瀬さんが頑張ってくれるのは嬉しい。でも、働いてもらう以上、ちゃんとお給料は受け取ってほしい」

優しく諭すような口調だった。

「だから、残業するなら残業代もちゃんと出す。それが僕たちのルール」

 言葉は柔らかいのに、その瞳には譲らない意志が宿っていた。

「ありがとうございます。残業させてください!」
 私が頭を下げると、雪くんがにっこり笑った。
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