PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
急な用事――。
「えっ?」
ひなたくんは少し困ったような表情を浮かべると、ゆっくり口を開いた。
「もし、その時に時間が空いてたらでいいんだけど……たまに急な仕事をお願いするかもしれない」
PRIMUSの力になれるなら、私にできることは頑張りたい。
「私、だいたい暇なんで!」
「心強いな」
そう言った次の瞬間、ひなたくんが真顔になって、私との距離を縮めた。
突然のことに、思わず息をのむ。
伸びてきた指先が、そっと私の髪に触れた。
「ゴミついてる」
びっくりした。
一瞬、変な期待をしてしまった自分が恥ずかしい。勘違いしたことを悟られないよう、必死に平静を装う。
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