PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―

28.動き出したグループライン

家に帰って用事を済ませると、スマホを手に取り、ベッドへごろんと寝転んだ。
どうせ、まだ動いてないだろう。
そんな軽い気持ちで、PRIMUSのLINEグループを開く。
通知が十四件。
「えっ!?」
思わず声が漏れる。
PRIMUSは忙しいはずなのに――。
私が仕事から帰ったあと、グループは少しずつ動き始めていた。
雪くんは可愛いうさぎのスタンプと一緒に、「お疲れ様ぴょん!」。
湊くんは短く、「お疲れ」。
ひなたくんは丁寧なスタンプと一緒に、「今日はありがとう。お疲れ様」。
三人それぞれらしい『お疲れ様』が画面に並んでいる。
胸の奥がじんわりと温かくなって、思わず泣きそうになった。
慌てて返信を考える。
何を書けばいいんだろう。
少し悩んでから、お疲れ様のスタンプを送った。
続けて、メッセージを打つ。
< 284 / 384 >

この作品をシェア

pagetop