PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
雪くんとひなたくんが、私を待ってくれている。
幸せすぎる状況に思わず頬が緩む。
私はテレビの音量を少し下げ、グループ通話に参加した。
「こはるちゃん、来たっ!!」
嬉しそうに声を弾ませる雪くん。
「……呼んじゃってごめんね」
申し訳なさそうに謝るひなたくんとの対照的な反応に、思わず笑ってしまう。
「ドラマの中のひなたくんなら、『遅いんだよ、バカ!』って言いそうですね」
「……マジで、恥ずかしいって」
ひなたくんは、心底恥ずかしそうに呟いた。
「最初に台本を見た時、『俺がこれやるの!?』ってなったし!!」
貴重な裏話が聞けて、思わず笑顔になってしまう。
「ねえねえ!?」
雪くんが、何か言いたげに口を開いた。
「雪くん、どうしたの?」
「もし、僕がドラマに出たら、こはるちゃんは見てくれる?」
そんなの――
「当たり前に見ます!!」
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