PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
絶対に必要なタンパク質食品を、少し多いくらいカゴに入れていく。
「そんなに〜!?」
横で目をまん丸くした雪くんが、カゴの中を覗き込んでいた。
次は野菜。
使い回しが利きそうなものや、日持ちするもの、冷凍保存できるものを選んでいく。
「こはるちゃん!」
「はい!」
「本当にいいお嫁さんになりそうだねぇ」
突然の思いがけない一言に、顔が熱くなった。
「私より、湊くんの方がいいお嫁さんになりそうな気がします!」
恥ずかしさをごまかすように、そう答えた。
「やだよ〜! 湊みたいなお嫁さんっ!」
気を取り直し、お茶やコーヒーをカゴに入れていく。
ふと隣を見ると、雪くんの姿が見当たらない。
……まさか。
違うとは思いつつも、アイスコーナーへ向かう。
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