PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
すると、雪くんはキラキラした目でアイスを眺めていた。
「アイスは溶けるので、最後です!」
まるで子どもの面倒を見ているような気分になり、思わず頬が緩む。
「……果物を先に見ようかな?」
そう呟くと、雪くんもにこりと笑った。
果物コーナーへ向かうと、雪くんが駆け出した。
「ライチみっけた!」
「確かに、珍しい〜」
「帰ったら、お昼ご飯の後にみんなで食べよっ!!」
ほかにも、キウイやスイカをカゴに入れていく。果物だから、多少は目をつぶろう。
最後に、小分けになったお菓子とアイスをカゴに入れ、レジへ向かった。
会計を済ませると、袋に詰めていく。
外に出ると、急に暑くなった気がした。
意外なことに雪くんは力持ちで、ほとんどの袋を持ってくれた。
やっぱり、ダンスで鍛えた体なんだろう。
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