PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
ひなたくんは帽子を深く被ると、二人でPRIMUSハウスを後にした。
向かった先は、スーパー。
「明日は喫茶店のモーニングみたいな感じがいいですか? それとも、サンドイッチとか?」
「どっちもいいな!」
ひなたくんは少し悩んだ表情を浮かべると、
「今回は、モーニング風で」
そう言って笑った。

「あ、湊のはベーコンじゃなくて、鶏むね肉で」
「湊くんは、タンパク質が必要ですもんね!」
スーパーに入ると、四枚切りの食パンとベーコンを購入する。あとは家にあるから大丈夫だ。
会計を済ませてスーパーを出ると、再び二人で歩き始める。

「俺、街並みを眺めながら歩くの、結構好きなんだよね!」
「それ、なんか分かります!」
「たまには、こうして買い物するのもいいね。気分転換にもなるし!」

ひなたくんは心地よさそうに笑いながら、ゆっくりと歩みを進めた。
夕暮れの街を並んで歩く時間は、不思議なくらい穏やかだった。
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