PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
洗濯物を干し終え、私はキッチンへ向かった。
冷蔵庫を開け、冷やしておいたほうじ茶を取り出す。
ごく、ごく、ごく。
一気に飲み干すと、火照った体に冷たさが染み渡っていく。
「ふぅ……」
思わず息が漏れた。

最近の私は、いつも誰かと他愛もない話をしていた。
だからだろうか。
誰も起きてこないリビングは、しんと静まり返っていて、少しだけ落ち着かない。
「誰か、起きてこないかな……」
そんなことを考えてしまう自分に、小さく笑ってしまった。
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