PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
その一言だけで分かった。
きっと、本当にひなたくんは悪くない。
誰よりもファンを大切にしていて、人一倍周りに気を配る人だ。
そんなひなたくんが、自分から誰かを裏切るようなことをするとは、とても思えなかった。
「ドラマの打ち上げで、ヒロイン役の子が階段で転びかけて……支えた瞬間を撮られたんだ」
それなら――。
大丈夫なんじゃないだろうか。
「それなら、大丈夫なんじゃないでしょうか?」
思ったままを口にすると、部屋の空気が一瞬静まり返る。私は、何もやましいことがなければ、きっとみんなひなたくんを信じてくれると思っていた。
そんな単純な考えが、この世界では通用しないことを――まだ知らなかった。
「こはるちゃんに、一つお願いがあるんだ」
湊くんが、真剣な表情でそう言った。
その声色に、胸が少しだけざわつく。
「私にできることなら、何でも言ってください」
湊くんは一度視線を落とし、小さく息をついた。
「……ひなたのスクープが落ち着くまで、この家から出ないでほしいんだ」
きっと、本当にひなたくんは悪くない。
誰よりもファンを大切にしていて、人一倍周りに気を配る人だ。
そんなひなたくんが、自分から誰かを裏切るようなことをするとは、とても思えなかった。
「ドラマの打ち上げで、ヒロイン役の子が階段で転びかけて……支えた瞬間を撮られたんだ」
それなら――。
大丈夫なんじゃないだろうか。
「それなら、大丈夫なんじゃないでしょうか?」
思ったままを口にすると、部屋の空気が一瞬静まり返る。私は、何もやましいことがなければ、きっとみんなひなたくんを信じてくれると思っていた。
そんな単純な考えが、この世界では通用しないことを――まだ知らなかった。
「こはるちゃんに、一つお願いがあるんだ」
湊くんが、真剣な表情でそう言った。
その声色に、胸が少しだけざわつく。
「私にできることなら、何でも言ってください」
湊くんは一度視線を落とし、小さく息をついた。
「……ひなたのスクープが落ち着くまで、この家から出ないでほしいんだ」