PRIMUS ―推しの家に家事代行として通ったら、毎日が幸せすぎます!―
画面は薄暗い。
数秒の沈黙。
そして、女の子二人がはしゃぐ声が流れ始めた。
「PRIMUSのひなたじゃない?」
「まじだ!」
「めちゃかっこいい!」
画面にはひなたくんと、ドラマで共演した女優さんが階段を降りていた。
「もっと近付こう!」
カメラが、ひなたくんにどんどん近付いて行く。
ひなたくんと女優さんの声が微かに聞こえた。
「打ち上げ楽しみですね」
「そうだね」
「あっ!!」
女優さんがぐらりと揺れた。
ひなたくんが慌てて支える。
二人はぱっと離れた。
ひなたくんは頭を下げる。
「なんかすいません」
「いえ、助かりました」
明らかによそよそしい、二人の会話。
動画は止まり、次の動画が流れる。
「この動画、もう拡散されている」
湊くんはスマホを手に取り、画面を操作した。
「グループラインにURL送っといたから、少しでも目に付くようにしよう」
数秒の沈黙。
そして、女の子二人がはしゃぐ声が流れ始めた。
「PRIMUSのひなたじゃない?」
「まじだ!」
「めちゃかっこいい!」
画面にはひなたくんと、ドラマで共演した女優さんが階段を降りていた。
「もっと近付こう!」
カメラが、ひなたくんにどんどん近付いて行く。
ひなたくんと女優さんの声が微かに聞こえた。
「打ち上げ楽しみですね」
「そうだね」
「あっ!!」
女優さんがぐらりと揺れた。
ひなたくんが慌てて支える。
二人はぱっと離れた。
ひなたくんは頭を下げる。
「なんかすいません」
「いえ、助かりました」
明らかによそよそしい、二人の会話。
動画は止まり、次の動画が流れる。
「この動画、もう拡散されている」
湊くんはスマホを手に取り、画面を操作した。
「グループラインにURL送っといたから、少しでも目に付くようにしよう」