一途な溺愛は、PM12:10に始まるらしい。
昨日と同じように今井さんと並んでベンチに座り、お弁当を取り出す。
そして、今井さんに二切れの卵焼きが入った容器と割り箸を手渡した。
「あの、どうぞ。期待を越えられるほど美味しくないかもしれませんがっ……!」
今井さんは私が渡した容器を何故かじっと見つめた後、嬉しそうに笑った。
「ありがとう、いただきます」
パカッと蓋を開ければ、そこには私が朝に詰めた卵焼き。
自分で詰めたのだから見覚えもあるし、卵焼きはちゃんと二切れ入っているのに、どこか新鮮な気持ちも襲ってくる。
それはきっと私が自分の卵焼きを誰かにちゃんと食べてもらうのは初めてだからかもしれない。
昨日は突然でそんなことを意識する時間もなかったし。
今井さんが口に卵焼きを入れるのをつい見てしまうくらいには、私も彼の反応が気になっている。
卵焼きを頬張った今井さんの表情が少しだけ優しく変化したのが分かった。
そして、今井さんに二切れの卵焼きが入った容器と割り箸を手渡した。
「あの、どうぞ。期待を越えられるほど美味しくないかもしれませんがっ……!」
今井さんは私が渡した容器を何故かじっと見つめた後、嬉しそうに笑った。
「ありがとう、いただきます」
パカッと蓋を開ければ、そこには私が朝に詰めた卵焼き。
自分で詰めたのだから見覚えもあるし、卵焼きはちゃんと二切れ入っているのに、どこか新鮮な気持ちも襲ってくる。
それはきっと私が自分の卵焼きを誰かにちゃんと食べてもらうのは初めてだからかもしれない。
昨日は突然でそんなことを意識する時間もなかったし。
今井さんが口に卵焼きを入れるのをつい見てしまうくらいには、私も彼の反応が気になっている。
卵焼きを頬張った今井さんの表情が少しだけ優しく変化したのが分かった。