Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
朝、体調が良いことを確認すると連絡を入れて、弁当を作り家を出る。
今回の会場は予約席がすでに満席で、残念ながらライブを見る事は出来ない。マサトと待ち合わせしていた場所に足を運ぶ。そこは一般入り口の裏の、関係者しか入れない場所だった。
「すみませんお待たせして!」
「約束の時間より5分早いから大丈夫だよ。よし! 行こっか」
長い廊下を歩くと待機室の前についた。緊張が込み上げて、深呼吸をする。
「鈴華ちゃん緊張してる? リラックスリラックス」
マサトさんは優し言葉を何度もかけてから、ゆっくり扉を開けた。
「あっ! 鈴華さん。おはよう待ってたよ!」
しっぽを振るチハルの歓迎と、準備をしているユキトが微笑んで歓迎してくれたが、アツシの姿は見えない。
「アツシが来るまでここに座ってくれればいいから」
しばらく経った頃。スタッフと打ち合わせをしながら入ってきた。話し合いを終えると近づいてくる。私は慌てて立って、挨拶をする「おはようございます!」
驚いた表情を一瞬すると、微笑みに変わる。
「そんなにかしこまらないで。これから本番で、出番が終わるまで部屋に戻って来れないんだよね。その間に、この紙に目を通して記入出来そうなら書いてくれるかな」
渡された紙は、履歴書や契約書、その他紙が複数枚ある。私はメンバーを見送ると、静かな部屋で椅子に座り紙を確認する。
仕事内容は、メンバー用のお弁当作成や掃除など。労働に関しては、労働者の希望を踏まえ、雇い主と労働者の双方の協議・合意の上でそのつど決定すると書かれている。
アツシは事前に、鈴華さんが働きやすくするからと教えてくれたので、要望がしっかり書いてあって安心した。
その他書類を確認すると記入欄を埋める。書き終えた頃には、廊下からメンバーの賑やかな声が聞こえて帰ってきた。
「ただいま! 鈴華さん。寂しくなかった?」
チハルは走って近づいてきた。他の皆とも軽く話したが、アツシの姿は見えない。ユキトに確認すると、挨拶回りに行ってると教えてもらえた。
ライブ終わりは、タオルで汗を拭いてから着替えると、各自休憩を始める。チハルはいちごミルクを一気に飲むと、疲れで机に伏せて寝てしまう。マサトはファンからの手紙を読んでいる。ユキトは私にライブの話しをしてくれて楽しい時間を過ごした。
しばらくすると、疲れが見えない爽やかな顔でアツシが戻る。着替え終わると私の対面に座り書類を確認し始めた。
「えー……っと。鈴華さん、今年19の年なんだ、知らなかった。記入ありがとう、これからよろしくね」
「はい! お願いします」
「じゃ……早速」
アツシは長い両手を擦りながら、お弁当をねだる
「んっ! 上手いじゃん」
「ほら! 僕のおかげでしょ?」
アツシは味に関心して嬉しそうに食べていたが、ユキトが調子にのると怒られている。その姿が何だか微笑ましくて、見てて凄く笑顔があふれた。
今回の会場は予約席がすでに満席で、残念ながらライブを見る事は出来ない。マサトと待ち合わせしていた場所に足を運ぶ。そこは一般入り口の裏の、関係者しか入れない場所だった。
「すみませんお待たせして!」
「約束の時間より5分早いから大丈夫だよ。よし! 行こっか」
長い廊下を歩くと待機室の前についた。緊張が込み上げて、深呼吸をする。
「鈴華ちゃん緊張してる? リラックスリラックス」
マサトさんは優し言葉を何度もかけてから、ゆっくり扉を開けた。
「あっ! 鈴華さん。おはよう待ってたよ!」
しっぽを振るチハルの歓迎と、準備をしているユキトが微笑んで歓迎してくれたが、アツシの姿は見えない。
「アツシが来るまでここに座ってくれればいいから」
しばらく経った頃。スタッフと打ち合わせをしながら入ってきた。話し合いを終えると近づいてくる。私は慌てて立って、挨拶をする「おはようございます!」
驚いた表情を一瞬すると、微笑みに変わる。
「そんなにかしこまらないで。これから本番で、出番が終わるまで部屋に戻って来れないんだよね。その間に、この紙に目を通して記入出来そうなら書いてくれるかな」
渡された紙は、履歴書や契約書、その他紙が複数枚ある。私はメンバーを見送ると、静かな部屋で椅子に座り紙を確認する。
仕事内容は、メンバー用のお弁当作成や掃除など。労働に関しては、労働者の希望を踏まえ、雇い主と労働者の双方の協議・合意の上でそのつど決定すると書かれている。
アツシは事前に、鈴華さんが働きやすくするからと教えてくれたので、要望がしっかり書いてあって安心した。
その他書類を確認すると記入欄を埋める。書き終えた頃には、廊下からメンバーの賑やかな声が聞こえて帰ってきた。
「ただいま! 鈴華さん。寂しくなかった?」
チハルは走って近づいてきた。他の皆とも軽く話したが、アツシの姿は見えない。ユキトに確認すると、挨拶回りに行ってると教えてもらえた。
ライブ終わりは、タオルで汗を拭いてから着替えると、各自休憩を始める。チハルはいちごミルクを一気に飲むと、疲れで机に伏せて寝てしまう。マサトはファンからの手紙を読んでいる。ユキトは私にライブの話しをしてくれて楽しい時間を過ごした。
しばらくすると、疲れが見えない爽やかな顔でアツシが戻る。着替え終わると私の対面に座り書類を確認し始めた。
「えー……っと。鈴華さん、今年19の年なんだ、知らなかった。記入ありがとう、これからよろしくね」
「はい! お願いします」
「じゃ……早速」
アツシは長い両手を擦りながら、お弁当をねだる
「んっ! 上手いじゃん」
「ほら! 僕のおかげでしょ?」
アツシは味に関心して嬉しそうに食べていたが、ユキトが調子にのると怒られている。その姿が何だか微笑ましくて、見てて凄く笑顔があふれた。