Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
◇◇◇
時が経つのは早く、合宿から30日経過した。
マサトは最初よりヒビナさんと話せるようになったが、相変わらず恥ずかしさが勝っている。
合宿が始まってから鈴華さんにメールで近況や楽しかった事を報告していて、明日家に帰ったら料理を準備して待ってくれるみたいで楽しみだ。
今日の夜は最後のトランプ大会が開かれる。
食事スペースでは緊張が走っていた。今回はくじ引きの結果、ババ抜きをすることになった。今まで負けたことがないのは、アツシとマサトの二人だけ。じゃんけんをして席順が決まり始まった。
アツシは軽々と上がり、枚数が徐々に減っていく。最後に残った二人は、マサトとヒビナさんだった。マサトの手札を見ると、ジョーカーが左にある。残りカードは合計で3枚なので、ヒビナさんが右を引けばマサトは負けることになる。そしてヒビナさんは少し考えた後、会話で心理戦を持ち込むことにした。
「……どっちかなぁ。右のこれかな? それとも左?」
マサトは目を合わさずに対抗しているみたいだ。だが、そんな作戦は無意味に散った。
「目合わせたくないの? ……あっ目合った! これだよねジョーカー」
ヒビナはカードを取り、上がった。
「ヒビナさん凄い! マサトに勝てるなんて。僕まだ心理戦一度も勝ったことないのに」
「ドンマイ。相手が悪かったな」
チハル達がヒビナさんを褒める中、事情のしている僕とアツシは笑いを押さえられずに見ていた。
そんな楽しい最後の夜は終わり朝が来る。
午前に最後の通しをすることになり、この合宿中に数多くの事を学んできた事を思い出す。最初に見せたステージとは違う。今度は指導人達を震えさせると皆で誓いステージに立つ。
皆のたくましい姿勢を見て、緊張は一切ない。
今までより感情がダイレクトに伝わる演奏で始まる。最初の演奏だけで観客は涙を流す。その瞬間、激しく叩き鳴らし全体のテンポをぶち上がる。
観客の心が疾走感に変わる瞬間に歌い始めた。
I know you're lost in the dark.
(君の心が闇の中にいることを、俺は知っている。)
Grab my hand!
(俺の手を掴め!)
We’re running into the light!
(そこから一緒に、光に向かって走るぞ。)
初めての演奏の時は、指導員達は真剣な眼差しで見つめていた。だが今は違う! 二人の心はこの瞬間、完全に支配した。
I’ll always lead the way.
(いつも、君の前を歩いてやる。)
So just shut up and follow!
(だから黙ってこい!)
I won't take "no" for an answer!
(嫌なんて言わせない!)
Just stay smiling, that’s all I need.
(笑っていてくれれば、それでいい。)
I'll be the one to make you laugh.
(俺が笑わせてやる。)
Frozen heart? That's bullshit.
(冷えた心?くだらねえ。)
I’ll smash that darkness to pieces.
(その闇ごと、俺がぶっ壊す。)
You don’t have to think about a thing.
(だからお前は何も考えなくていい。)
Just shut up and follow me.
(黙って俺についてこい。)
最後まで歌いきったが、息は漏れない。堂々とした態度でステージを去る。
全員の歓声が響く。その歓声に喜びを声に出しそうだったが、拳を強く握り心の中で嬉しさを叫んだ。
ステージを出て、指導人達の所へ集まる。
時が経つのは早く、合宿から30日経過した。
マサトは最初よりヒビナさんと話せるようになったが、相変わらず恥ずかしさが勝っている。
合宿が始まってから鈴華さんにメールで近況や楽しかった事を報告していて、明日家に帰ったら料理を準備して待ってくれるみたいで楽しみだ。
今日の夜は最後のトランプ大会が開かれる。
食事スペースでは緊張が走っていた。今回はくじ引きの結果、ババ抜きをすることになった。今まで負けたことがないのは、アツシとマサトの二人だけ。じゃんけんをして席順が決まり始まった。
アツシは軽々と上がり、枚数が徐々に減っていく。最後に残った二人は、マサトとヒビナさんだった。マサトの手札を見ると、ジョーカーが左にある。残りカードは合計で3枚なので、ヒビナさんが右を引けばマサトは負けることになる。そしてヒビナさんは少し考えた後、会話で心理戦を持ち込むことにした。
「……どっちかなぁ。右のこれかな? それとも左?」
マサトは目を合わさずに対抗しているみたいだ。だが、そんな作戦は無意味に散った。
「目合わせたくないの? ……あっ目合った! これだよねジョーカー」
ヒビナはカードを取り、上がった。
「ヒビナさん凄い! マサトに勝てるなんて。僕まだ心理戦一度も勝ったことないのに」
「ドンマイ。相手が悪かったな」
チハル達がヒビナさんを褒める中、事情のしている僕とアツシは笑いを押さえられずに見ていた。
そんな楽しい最後の夜は終わり朝が来る。
午前に最後の通しをすることになり、この合宿中に数多くの事を学んできた事を思い出す。最初に見せたステージとは違う。今度は指導人達を震えさせると皆で誓いステージに立つ。
皆のたくましい姿勢を見て、緊張は一切ない。
今までより感情がダイレクトに伝わる演奏で始まる。最初の演奏だけで観客は涙を流す。その瞬間、激しく叩き鳴らし全体のテンポをぶち上がる。
観客の心が疾走感に変わる瞬間に歌い始めた。
I know you're lost in the dark.
(君の心が闇の中にいることを、俺は知っている。)
Grab my hand!
(俺の手を掴め!)
We’re running into the light!
(そこから一緒に、光に向かって走るぞ。)
初めての演奏の時は、指導員達は真剣な眼差しで見つめていた。だが今は違う! 二人の心はこの瞬間、完全に支配した。
I’ll always lead the way.
(いつも、君の前を歩いてやる。)
So just shut up and follow!
(だから黙ってこい!)
I won't take "no" for an answer!
(嫌なんて言わせない!)
Just stay smiling, that’s all I need.
(笑っていてくれれば、それでいい。)
I'll be the one to make you laugh.
(俺が笑わせてやる。)
Frozen heart? That's bullshit.
(冷えた心?くだらねえ。)
I’ll smash that darkness to pieces.
(その闇ごと、俺がぶっ壊す。)
You don’t have to think about a thing.
(だからお前は何も考えなくていい。)
Just shut up and follow me.
(黙って俺についてこい。)
最後まで歌いきったが、息は漏れない。堂々とした態度でステージを去る。
全員の歓声が響く。その歓声に喜びを声に出しそうだったが、拳を強く握り心の中で嬉しさを叫んだ。
ステージを出て、指導人達の所へ集まる。