Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
「もしもし。アツシ、報告が遅くなってごめん。しっかり会えたよ」
「良かったな。こっちは今帰っている最中だよ。明日桜菜さんの病室へ、皆で挨拶に行こうと思っているんだけど大丈夫?」
「まだ起きたばかりで疲れているから、大勢で話すのは良くないかも」
「分かった。俺が代表して行っても良い?」
「うん。伝えとくね」
病室に戻ると、鈴華さんと桜菜の母親が話している。
僕も話しに入ると、一度家に帰ることになった。夜が遅いため、桜菜の父親の運転で送ってくれた。
家に着いて、メンバーが帰宅後に謝罪をする。
優し言葉を貰い、病院での出来事を話した後、自分が居なくなった後のことを聞いた。松村さんとアツシが頭を下げて撮影を変更してくれたみたいで、本来なら最後に夜で皆が映りMVが終わる予定だったが、それを変えて全員が映っているシーンを最後に持っていく事で完成したみたいだ。
次の日、15時近くにアツシと2人で病室に向かった。部屋には桜菜の母親が居て、アツシは贈り物と花を渡す。
「この間、撮影場所で買ってきたお菓子なんですけど、良かったら食べてください」
「いつもありがとう。なるべく起きているときに側に居たいから、なかなか食べる時間なくて凄い助かる」
「桜菜さんの様子はどうですか?」
「少し前に検査をして、目が覚めたら結果を報告するから呼んでくださいっていわれたんだ。難しそうなら私に報告するみたい」
目線を桜菜に移すと、ゆっくり開いた。その後先生を呼んで結果を聞くことに。
「一年間眠っていた為、全身の筋肉が落ちて声も出しにくい状態です。でも、焦らずに段階を踏んでリハビリをすれば、必ず元の日常生活に戻ることが出来るので一緒に頑張りましょう」
その話を聞いて安心した。隣で握っていた桜菜の手もギュッと触れた。
◇◇◇
それから一週間が経ち、桜菜のリハビリも少しずつ始まった。
今はスプーンでゼリーを食べる練習をしているみたいだ。桜菜の回復が早く、耳元を口元に近づければ、微かに声が聞こえて、ほんの少しならお話することが出来るようにもなった。
5月が始まると会えなくなるので、長い時間側にいた。
鈴華さんも何度も病室に来て、すっかり仲良くなったみたい。桜菜は高校の時色々あって友達が出来なかったから、凄く嬉しいし感謝をしている。
桜菜はSecret Happinessのデビュー曲のアルバムを何度も聞いているが、いつも嬉しそうに聞いていた。どうやら安心するみたいで嬉しい。上手くなったじゃんとも言われた。そうやって意地悪そうに笑う姿を見て、自分の人生が戻ってきたのを感じる。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、5月を迎える。桜菜に特上のメロディーを聴かせるため、合宿に向かった。
「良かったな。こっちは今帰っている最中だよ。明日桜菜さんの病室へ、皆で挨拶に行こうと思っているんだけど大丈夫?」
「まだ起きたばかりで疲れているから、大勢で話すのは良くないかも」
「分かった。俺が代表して行っても良い?」
「うん。伝えとくね」
病室に戻ると、鈴華さんと桜菜の母親が話している。
僕も話しに入ると、一度家に帰ることになった。夜が遅いため、桜菜の父親の運転で送ってくれた。
家に着いて、メンバーが帰宅後に謝罪をする。
優し言葉を貰い、病院での出来事を話した後、自分が居なくなった後のことを聞いた。松村さんとアツシが頭を下げて撮影を変更してくれたみたいで、本来なら最後に夜で皆が映りMVが終わる予定だったが、それを変えて全員が映っているシーンを最後に持っていく事で完成したみたいだ。
次の日、15時近くにアツシと2人で病室に向かった。部屋には桜菜の母親が居て、アツシは贈り物と花を渡す。
「この間、撮影場所で買ってきたお菓子なんですけど、良かったら食べてください」
「いつもありがとう。なるべく起きているときに側に居たいから、なかなか食べる時間なくて凄い助かる」
「桜菜さんの様子はどうですか?」
「少し前に検査をして、目が覚めたら結果を報告するから呼んでくださいっていわれたんだ。難しそうなら私に報告するみたい」
目線を桜菜に移すと、ゆっくり開いた。その後先生を呼んで結果を聞くことに。
「一年間眠っていた為、全身の筋肉が落ちて声も出しにくい状態です。でも、焦らずに段階を踏んでリハビリをすれば、必ず元の日常生活に戻ることが出来るので一緒に頑張りましょう」
その話を聞いて安心した。隣で握っていた桜菜の手もギュッと触れた。
◇◇◇
それから一週間が経ち、桜菜のリハビリも少しずつ始まった。
今はスプーンでゼリーを食べる練習をしているみたいだ。桜菜の回復が早く、耳元を口元に近づければ、微かに声が聞こえて、ほんの少しならお話することが出来るようにもなった。
5月が始まると会えなくなるので、長い時間側にいた。
鈴華さんも何度も病室に来て、すっかり仲良くなったみたい。桜菜は高校の時色々あって友達が出来なかったから、凄く嬉しいし感謝をしている。
桜菜はSecret Happinessのデビュー曲のアルバムを何度も聞いているが、いつも嬉しそうに聞いていた。どうやら安心するみたいで嬉しい。上手くなったじゃんとも言われた。そうやって意地悪そうに笑う姿を見て、自分の人生が戻ってきたのを感じる。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、5月を迎える。桜菜に特上のメロディーを聴かせるため、合宿に向かった。