Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
第13話 女子トーク これまでSecret Happinessが歩んだ道
夕焼けの景色に変わる頃、私と光さんは桜菜の病室へ向かった。
「わー。会いたかったよ!!」
「桜菜私もー!!」
「二人とも! 今日はここからSecret Happinessの皆を応援するわよ!」
「おー!!」
とは言っても、まだ始まるまでは時間があるので、女子トークをすることに。今回の話題はこれまでの出会いについてだった。
「この中で最初に出会ったのは、私だから話すね。三年前の冬、当時高校1年生のチハルはアツシに誘われてスタジオに行くことになるの。この時私も同行して、歌詞もまだ付いていない3人のライブを見て、チハルは輝いた瞳で『僕も貴方達と一緒に奏でたい!!』って伝えて今の4人が出来たんだ」
光さんは驚いて、ワクワクしながら聞く。
「知らなかった! 初めてライブをしたのはいつからなの? どんな感じだった」
「二年前の7月、当時二年生の頃。他の3人はライブが初めてじゃなかったんだけど、チハルは人生初めてのステージの上に立って、凄い緊張をしていたの。だから必死に祈っていたんだけど……心配を吹き飛ばすほど、ベースを鳴り響かせて、感動で涙を流したなぁ、ひたすらチハルの事を見つめていたよ。今でも鮮明に覚えてる」
優しい瞳で語る姿に、私の心は嬉しさでいっぱいになった。
「桜菜はチハルの事、大好きだね」
「うん! 大好きだよ。次は鈴華かなぁ。お話聞かせてよ」
「私は昔から、好きな事をしても体調を崩してしまい、諦める事しか出来なかった。そんな日々を何度も何度も経験して、 消えたいと思う程に、私の心はボロボロになって立ち直る事が出来なかった。そんな時出会ったのがSecret Happinessだった」
私が話している最中、桜菜は優しく手を握る。それが凄く嬉しい。
「人生初めてステージを見て、私は救われた。もう一度歩いてみよう。そう強く願えるくらい頑張ろうと思えたんだ」
「いっぱい鈴華ちゃんは頑張ったわね」
「ありがとう光さん」
「鈴華は初めてメンバーと親しくなったのは、いつぐらいなの?」
「去年の11月。体力作りで散歩の途中、体調を崩している所をユキトに助けられたの。お礼をしたい事を伝えると、お弁当が食べたいと言われて楽屋に持って行くことになって、色々な事があってお手伝いとして雇われたんだよね。そこからかな」
「そんな縁があったんだね。松村さんがスカウトに行く日は、緊張とかしていたの?」
光さんは考え込むと、何かを思い出したのか笑みが溢れていた。
「わー。会いたかったよ!!」
「桜菜私もー!!」
「二人とも! 今日はここからSecret Happinessの皆を応援するわよ!」
「おー!!」
とは言っても、まだ始まるまでは時間があるので、女子トークをすることに。今回の話題はこれまでの出会いについてだった。
「この中で最初に出会ったのは、私だから話すね。三年前の冬、当時高校1年生のチハルはアツシに誘われてスタジオに行くことになるの。この時私も同行して、歌詞もまだ付いていない3人のライブを見て、チハルは輝いた瞳で『僕も貴方達と一緒に奏でたい!!』って伝えて今の4人が出来たんだ」
光さんは驚いて、ワクワクしながら聞く。
「知らなかった! 初めてライブをしたのはいつからなの? どんな感じだった」
「二年前の7月、当時二年生の頃。他の3人はライブが初めてじゃなかったんだけど、チハルは人生初めてのステージの上に立って、凄い緊張をしていたの。だから必死に祈っていたんだけど……心配を吹き飛ばすほど、ベースを鳴り響かせて、感動で涙を流したなぁ、ひたすらチハルの事を見つめていたよ。今でも鮮明に覚えてる」
優しい瞳で語る姿に、私の心は嬉しさでいっぱいになった。
「桜菜はチハルの事、大好きだね」
「うん! 大好きだよ。次は鈴華かなぁ。お話聞かせてよ」
「私は昔から、好きな事をしても体調を崩してしまい、諦める事しか出来なかった。そんな日々を何度も何度も経験して、 消えたいと思う程に、私の心はボロボロになって立ち直る事が出来なかった。そんな時出会ったのがSecret Happinessだった」
私が話している最中、桜菜は優しく手を握る。それが凄く嬉しい。
「人生初めてステージを見て、私は救われた。もう一度歩いてみよう。そう強く願えるくらい頑張ろうと思えたんだ」
「いっぱい鈴華ちゃんは頑張ったわね」
「ありがとう光さん」
「鈴華は初めてメンバーと親しくなったのは、いつぐらいなの?」
「去年の11月。体力作りで散歩の途中、体調を崩している所をユキトに助けられたの。お礼をしたい事を伝えると、お弁当が食べたいと言われて楽屋に持って行くことになって、色々な事があってお手伝いとして雇われたんだよね。そこからかな」
「そんな縁があったんだね。松村さんがスカウトに行く日は、緊張とかしていたの?」
光さんは考え込むと、何かを思い出したのか笑みが溢れていた。