Secret Happiness Kiss/シークレットハピネスキス
第三章 メジャーデビュー
第14話 伝説の夜
待ちに待った番組が始まった。
始まるまでは少し緊張をしていたが、司会のユニークなトークで緊張は和み落ち着きを取り戻す。数々のグループを楽しく見ていると、Secret Happinessの出番になった。
「次にお送りするのは、7月1日AM0時にCDを発売するバンドグループです! 今この瞬間初めて表に立って歌うSecret Happinessの皆さんです。どうぞ」
司会者からカメラが切り替わると、青い光の霧に包まれた4人の人影が見えた。
霧の中から心を奪う……疾走感ある早い音色が鳴り響く。
目を奪う演奏に心を躍らすと、霧が晴れて歌い始める。
Why are you crying? This ain't like you.
(なんで泣いてるんだ?お前らしくもない)
Tears don't suit you at all.
(泣いてる顔なんか似合わねぇ)
That guy’s pure garbage!
(そんな男、ただのクズだぜ?)
"Can't forget him"? "Still love him"?
(何?忘れられない?まだ好き!?)
Man, that’s bullshit!
(くだらねぇー)
Then I’ll leave a scar so deep you'll never erase it!
(だったら、消せない程の傷を刻み込んでやる)
I’ll make you smile so hard you can’t even cry!
(泣きそうな顔が出来ないぐらい、似合う顔にしてやるよ!)
Shut up and follow me!
(いいから俺について来い!)
Hurry up and follow me!
(早く俺について来い!)
Walk with me, no regret!
(俺と歩けば、後悔なんて存在しない)
――先程までとは違う、駆け抜けるような演奏が入る。合宿で磨かれた研ぎ澄ます演奏は、主役なのでは? と思わせる程の音色で、3人は競うように走りだした。
負けじとマイクスタンドをギュッと握り……再び歌い始める!
To be honest, I don't know where we're going either.
(本当は俺も、どこに向かっているか知らねぇ。)
But I won't let you cry!
(でも、泣いてる顔は見たくない)
I’ll build a path, so shut up and follow!
(俺が必ず道を作ってやる。だから黙ってついて来い!)
You're behind me, so there's no going back!
(後ろにいれば、下がる事は出来ねぇから。)
The only way is straight ahead!
(だから、前を進むことだけが出来る。)
Walk with me, no more tears!
(俺と歩けば、涙なんて存在しない。)
Shut up and follow me!
(いいから俺について来い!)
Hurry up and follow me!
(早く俺について来い!)
Walk with me, no regret!
(俺と歩けば、後悔なんて存在しない)
他の出演者を喰らい尽くすように、心も体もかき乱し音が消えない程に刻まれる。新たな伝説の誕生を見るかのように……じっと最後の音色まで見届けた。
司会者は余りの衝撃で固まると、ユキトはマイク越しに語り出す。
「今日の0時から正式にデビューをします。CDや音楽サービスでアルバムを配信するので応援してください」
病室で見ていた私達は興奮が冷めやらぬまま、語り明かした。
ライブが終わった後『お疲れ様』の連絡を送ったが、既読になることすらなかった。でも、それ程に忙しくなった事を嬉しく思う。
私と光さんは病室を出て家に帰宅をした。
でもこの時は……世間がお祭り騒ぎになっている事には気が付かなかった。
始まるまでは少し緊張をしていたが、司会のユニークなトークで緊張は和み落ち着きを取り戻す。数々のグループを楽しく見ていると、Secret Happinessの出番になった。
「次にお送りするのは、7月1日AM0時にCDを発売するバンドグループです! 今この瞬間初めて表に立って歌うSecret Happinessの皆さんです。どうぞ」
司会者からカメラが切り替わると、青い光の霧に包まれた4人の人影が見えた。
霧の中から心を奪う……疾走感ある早い音色が鳴り響く。
目を奪う演奏に心を躍らすと、霧が晴れて歌い始める。
Why are you crying? This ain't like you.
(なんで泣いてるんだ?お前らしくもない)
Tears don't suit you at all.
(泣いてる顔なんか似合わねぇ)
That guy’s pure garbage!
(そんな男、ただのクズだぜ?)
"Can't forget him"? "Still love him"?
(何?忘れられない?まだ好き!?)
Man, that’s bullshit!
(くだらねぇー)
Then I’ll leave a scar so deep you'll never erase it!
(だったら、消せない程の傷を刻み込んでやる)
I’ll make you smile so hard you can’t even cry!
(泣きそうな顔が出来ないぐらい、似合う顔にしてやるよ!)
Shut up and follow me!
(いいから俺について来い!)
Hurry up and follow me!
(早く俺について来い!)
Walk with me, no regret!
(俺と歩けば、後悔なんて存在しない)
――先程までとは違う、駆け抜けるような演奏が入る。合宿で磨かれた研ぎ澄ます演奏は、主役なのでは? と思わせる程の音色で、3人は競うように走りだした。
負けじとマイクスタンドをギュッと握り……再び歌い始める!
To be honest, I don't know where we're going either.
(本当は俺も、どこに向かっているか知らねぇ。)
But I won't let you cry!
(でも、泣いてる顔は見たくない)
I’ll build a path, so shut up and follow!
(俺が必ず道を作ってやる。だから黙ってついて来い!)
You're behind me, so there's no going back!
(後ろにいれば、下がる事は出来ねぇから。)
The only way is straight ahead!
(だから、前を進むことだけが出来る。)
Walk with me, no more tears!
(俺と歩けば、涙なんて存在しない。)
Shut up and follow me!
(いいから俺について来い!)
Hurry up and follow me!
(早く俺について来い!)
Walk with me, no regret!
(俺と歩けば、後悔なんて存在しない)
他の出演者を喰らい尽くすように、心も体もかき乱し音が消えない程に刻まれる。新たな伝説の誕生を見るかのように……じっと最後の音色まで見届けた。
司会者は余りの衝撃で固まると、ユキトはマイク越しに語り出す。
「今日の0時から正式にデビューをします。CDや音楽サービスでアルバムを配信するので応援してください」
病室で見ていた私達は興奮が冷めやらぬまま、語り明かした。
ライブが終わった後『お疲れ様』の連絡を送ったが、既読になることすらなかった。でも、それ程に忙しくなった事を嬉しく思う。
私と光さんは病室を出て家に帰宅をした。
でもこの時は……世間がお祭り騒ぎになっている事には気が付かなかった。