凍てついた令嬢は、異国の太陽に抱かれる
第五章:至宝の初夜と、淫らな熱帯
第六十三話:初夜の帳、無自覚な不条理(エルサ・ゼオン視点)
【エルサ視点】未学習の熱、暴かれる純白
披露宴の喧騒が遠のき、静寂に包まれた王太子の寝室。
最高級のシルクの寝具が敷かれたベッドの上で、私はウェディングドレスを脱ぎ去り、薄物の一枚だけを身に纏って、ただ呆然と指先を震わせていました。
前世の記憶、そして今世の知識をどれほど検索しても、この「初夜」というタスクに対する適切な演算式は見当たりません。
ただ、部屋に入ってきたゼオン様の、昼間のそれとは明らかに違う、獣のように飢えた紺色の瞳に見つめられるだけで、私の肌は粟立ち、体温が異常なほどに上昇していくのを感じていました。
「エルサ……お前、その格好は反則だ。俺を完全に rational(理性的)でいられなくする気か」
「ゼ、ゼオン様……っ。私は、ただ婚礼の仕様に従って……あ、んっ!?」
言葉の途中で、私の細い身体はベッドへと押し倒されていました。
重なるゼオン様の逞しい身体の質量。そして、薄い衣越しに伝わる、彼の剥き出しの熱量。
降ってきたのは、これまでのどんな優しさとも違う、私の息を、魂ごと奪い去るような深く、淫らな口づけでした。
「ん、む……ぅ……っ……は、ぁ……」
何度も唇の端を甘噛みされ、舌の先で私の口内の柔らかさを執拗に貪られるたびに、大人の頭脳は一瞬でフリーズし、真っ白に溶けていきます。
愛されたことのない私の身体は、あまりにもうぶで、彼の指先が鎖骨を撫で、胸元へと滑り込んでくるだけで、電気に打たれたように小さく跳ねてしまうのです。
「は、ぁ……、ゼオン様、身体が……おかしいのです。熱くて、奥のほうが、きゅっと……っ」
「ーーくそ、エルサ、頼むからそんな声で強請るな……!」
うぶゆえに、自分の身体に起きている快楽の初期症状をそのまま言葉にしてしまう私の「無自覚」が、ゼオン様の理性をどれほど狂わせているか、その時の私には知る由もありませんでした。
彼の呼吸が荒くなり、私の薄物を引き裂くようにして、その熱い肌が直接、私の純白の肌へと重ねられました。
【ゼオン視点】狂わされる覇王、底なしの快楽
「ーーお前は本当に、俺をどうにでもしていいと思っているらしいな」
ベッドに組み敷いたエルサの、見たこともないほど艶やかに染まった肢体。
俺の指先が触れるたびに快感に震え、琥珀色の瞳をトロンと潤ませて「おかしい」と泣いている。そのうぶで、どこまでも無防備な反応が、俺のドス黒い独占欲と加虐心を極限まで刺激した。
(おい、本当に勘弁しろ……っ。可愛すぎて、壊してしまいそうだ!)
優しく愛撫してやるつもりだった。だが、エルサが俺の首筋に細い腕を回し、「ゼオン様、もっと……貴方の熱いのが、欲しいです……っ」と健気に喘いだ瞬間、俺の理性は完全に消し飛んだ。
「お前が欲しがったんだ。もう一瞬の容赦もしてやらない」
「あ、はぁ……っ、ん、あぁっ……!」
エルサの合わせ目を指先で割り、十分に蜜を湛えたそこへ、俺の剥き出しの熱を、一気に、深く、最奥まで突き立てて埋め尽くした。
処女の狭隘(きょうあい)が俺を締め付け、エルサが鋭い悲鳴を上げて俺の背中に爪を立てる。その痛みが、男としての極上の快感となって脳髄を焼き尽くす。
「痛、ぃ……、でも、熱くて……奥が、気持ちいい、です……っ!」
「っ……、エルサ……!」
痛みに涙を流しながらも、俺の質量(たいおん)を受け入れて、蕩けた笑顔で「気持ちいい」と啼く我が妃。そのうぶで、破滅的なまでに情熱的な「無自覚の誘惑」に、俺は激しく腰を動かさずにはいられなかった。
何度も、何度も、彼女の最奥を 穿(うが)ち、激しい肉体の衝突音が静かな寝室に淫らに響き渡る。
「あ、あ、っ、ゼオン、様……! わたし、おかしく、なっちゃ、う……っ!!」
「一緒に逝け、エルサ……っ!」
熱い塊がエルサの最奥へと放たれると同時に、彼女の身体が激しく硬直を繰り返し、極上の絶頂のなかで俺を締め上げてきた。
【エルサ視点】終わらない仕様、甘やかな夜の檻
「は、ぁ……、は、ぁ……」
一度目の激しい絶頂の余韻のなか、私はゼオン様の胸の中でぐったりと横たわっていました。
身体の芯がジンジンと痺れ、初めて知った快楽の強烈さに、私の大人の頭脳は「これが、男女の契りという名の、絶対的な快楽のシステム……」と、呆然と考えていました。
これでタスクは完了(おわり)ーーそう思って、疲労感のまま目を閉じようとした、その時です。
「……終わるわけがないだろう、エルサ。お前がそんなに可愛く啼いたんだ。俺のこれが、これで収まるはずがない」
「え……っ、あ、んあぁっ!?」
耳元で囁かれたのは、獣のように獰猛な、けれどこれ以上ないほど甘く狂った恋心。
私の腰が再び持ち上げられ、先ほどよりもさらに熱く、大きく膨張したゼオン様の塊が、容赦なく私の最奥へと再び突き入れられました。
「ゼ、ゼオン様……っ、もう、身体が、もちませ、ん……あ、ん、あ、はぁっ!?」
「嘘を言うな。お前のここ、さっきよりずっと熱く俺を 咥(くわ)え込んでいるぞ」
一度快楽を学習した私の身体は、うぶでありながらも、ゼオン様の激しい愛撫に抗うことなく、二度目、三度目の熱い疼きを上げ始めていました。
今夜、彼の一度では終わらない情熱的な真心と恋心(たいおん)によって、激しく、淫らに、そして世界一甘やかに塗り潰され続けていくのです。
【エルサ視点】未学習の熱、暴かれる純白
披露宴の喧騒が遠のき、静寂に包まれた王太子の寝室。
最高級のシルクの寝具が敷かれたベッドの上で、私はウェディングドレスを脱ぎ去り、薄物の一枚だけを身に纏って、ただ呆然と指先を震わせていました。
前世の記憶、そして今世の知識をどれほど検索しても、この「初夜」というタスクに対する適切な演算式は見当たりません。
ただ、部屋に入ってきたゼオン様の、昼間のそれとは明らかに違う、獣のように飢えた紺色の瞳に見つめられるだけで、私の肌は粟立ち、体温が異常なほどに上昇していくのを感じていました。
「エルサ……お前、その格好は反則だ。俺を完全に rational(理性的)でいられなくする気か」
「ゼ、ゼオン様……っ。私は、ただ婚礼の仕様に従って……あ、んっ!?」
言葉の途中で、私の細い身体はベッドへと押し倒されていました。
重なるゼオン様の逞しい身体の質量。そして、薄い衣越しに伝わる、彼の剥き出しの熱量。
降ってきたのは、これまでのどんな優しさとも違う、私の息を、魂ごと奪い去るような深く、淫らな口づけでした。
「ん、む……ぅ……っ……は、ぁ……」
何度も唇の端を甘噛みされ、舌の先で私の口内の柔らかさを執拗に貪られるたびに、大人の頭脳は一瞬でフリーズし、真っ白に溶けていきます。
愛されたことのない私の身体は、あまりにもうぶで、彼の指先が鎖骨を撫で、胸元へと滑り込んでくるだけで、電気に打たれたように小さく跳ねてしまうのです。
「は、ぁ……、ゼオン様、身体が……おかしいのです。熱くて、奥のほうが、きゅっと……っ」
「ーーくそ、エルサ、頼むからそんな声で強請るな……!」
うぶゆえに、自分の身体に起きている快楽の初期症状をそのまま言葉にしてしまう私の「無自覚」が、ゼオン様の理性をどれほど狂わせているか、その時の私には知る由もありませんでした。
彼の呼吸が荒くなり、私の薄物を引き裂くようにして、その熱い肌が直接、私の純白の肌へと重ねられました。
【ゼオン視点】狂わされる覇王、底なしの快楽
「ーーお前は本当に、俺をどうにでもしていいと思っているらしいな」
ベッドに組み敷いたエルサの、見たこともないほど艶やかに染まった肢体。
俺の指先が触れるたびに快感に震え、琥珀色の瞳をトロンと潤ませて「おかしい」と泣いている。そのうぶで、どこまでも無防備な反応が、俺のドス黒い独占欲と加虐心を極限まで刺激した。
(おい、本当に勘弁しろ……っ。可愛すぎて、壊してしまいそうだ!)
優しく愛撫してやるつもりだった。だが、エルサが俺の首筋に細い腕を回し、「ゼオン様、もっと……貴方の熱いのが、欲しいです……っ」と健気に喘いだ瞬間、俺の理性は完全に消し飛んだ。
「お前が欲しがったんだ。もう一瞬の容赦もしてやらない」
「あ、はぁ……っ、ん、あぁっ……!」
エルサの合わせ目を指先で割り、十分に蜜を湛えたそこへ、俺の剥き出しの熱を、一気に、深く、最奥まで突き立てて埋め尽くした。
処女の狭隘(きょうあい)が俺を締め付け、エルサが鋭い悲鳴を上げて俺の背中に爪を立てる。その痛みが、男としての極上の快感となって脳髄を焼き尽くす。
「痛、ぃ……、でも、熱くて……奥が、気持ちいい、です……っ!」
「っ……、エルサ……!」
痛みに涙を流しながらも、俺の質量(たいおん)を受け入れて、蕩けた笑顔で「気持ちいい」と啼く我が妃。そのうぶで、破滅的なまでに情熱的な「無自覚の誘惑」に、俺は激しく腰を動かさずにはいられなかった。
何度も、何度も、彼女の最奥を 穿(うが)ち、激しい肉体の衝突音が静かな寝室に淫らに響き渡る。
「あ、あ、っ、ゼオン、様……! わたし、おかしく、なっちゃ、う……っ!!」
「一緒に逝け、エルサ……っ!」
熱い塊がエルサの最奥へと放たれると同時に、彼女の身体が激しく硬直を繰り返し、極上の絶頂のなかで俺を締め上げてきた。
【エルサ視点】終わらない仕様、甘やかな夜の檻
「は、ぁ……、は、ぁ……」
一度目の激しい絶頂の余韻のなか、私はゼオン様の胸の中でぐったりと横たわっていました。
身体の芯がジンジンと痺れ、初めて知った快楽の強烈さに、私の大人の頭脳は「これが、男女の契りという名の、絶対的な快楽のシステム……」と、呆然と考えていました。
これでタスクは完了(おわり)ーーそう思って、疲労感のまま目を閉じようとした、その時です。
「……終わるわけがないだろう、エルサ。お前がそんなに可愛く啼いたんだ。俺のこれが、これで収まるはずがない」
「え……っ、あ、んあぁっ!?」
耳元で囁かれたのは、獣のように獰猛な、けれどこれ以上ないほど甘く狂った恋心。
私の腰が再び持ち上げられ、先ほどよりもさらに熱く、大きく膨張したゼオン様の塊が、容赦なく私の最奥へと再び突き入れられました。
「ゼ、ゼオン様……っ、もう、身体が、もちませ、ん……あ、ん、あ、はぁっ!?」
「嘘を言うな。お前のここ、さっきよりずっと熱く俺を 咥(くわ)え込んでいるぞ」
一度快楽を学習した私の身体は、うぶでありながらも、ゼオン様の激しい愛撫に抗うことなく、二度目、三度目の熱い疼きを上げ始めていました。
今夜、彼の一度では終わらない情熱的な真心と恋心(たいおん)によって、激しく、淫らに、そして世界一甘やかに塗り潰され続けていくのです。