隣人はイケメン上司でした〜手から好きになってもいいですか?〜
約束の日
会社での課長は今は忙しく外回りでほとんど部署にいることはなく、次の日の夜はベランダに出てみたがまだ帰っていないようだった。
金曜日まではベランダでは会えず、会社で顔を見るだけだ。
書類を提出しても机に置いておくだけで印鑑を押された書類は次の日に遙華の机に置いてある。
遅くまで残業してるんだろうな…
そして約束の金曜日の午後に課長から私あてに電話がかかった。
彩沙さんがでて、私に代わる。
「はい、はい」と返事をして電話を切った。
仕事が終わり、課長の指示のお店へと向かった。
懐石料理のお店で個室を予約していてくれた。
ほどなく課長はやって来た。
「待ったか?」
「いえ」
早速食べれない物はないかと聞いてくれて大丈夫ですというと注文までスマートに勧めてくれた。
「まずは乾杯だ」
瓶ビールが運ばれお互いにつぎあった。
「お疲れ様です」
「お疲れ」
ゴクゴクと喉を鳴らしビールを一気に飲む2人
「美味い!」
「今日は暑かったですからね」
「暑かった〜(笑)」
料理が運ばれとりあえず食べ始め、初めての懐石料理に遙華は美味し!と何度も言っていた。
「日本酒は飲めるか?」
「あまり飲んだことはないですけど飲んでみたいです」