隣人はイケメン上司でした〜手から好きになってもいいですか?〜
遙華はドキドキしながら洗濯物を干していた。
遙華は実は男性の手をすぐに見る癖があり、いわゆる手フェチ。
特に煙草を指で挟んでいる時につい目がいってしまう。
最近煙草を吸う人も減り、紙煙草も値上がり、アイコスや電子タバコが増えてきている中、遙華にささるのは何故か紙煙草の灰を落とす親指のトントンの瞬間!
久しぶりに綺麗な手を見てしまった。
「あの…」
左隣から声がして、遙華は振り向いた。
「はい?」
「後日挨拶に行きますが…これからは下着は部屋干しした方がいいと思いますよ、ではおやすみなさい」
「えっ、あっ」
そうだった、ベランダの物干しは低めに設計されており、外からは洗濯物が見えないようになっていた為、遙華は下着も外干しをいつもしていたのだ。
もちろん隣から覗くのは向こうが悪いが遙華の右は部屋はないし、左隣は誰も住んでいなかったので普通に干していた。
下着用に干すもの買ってこよう…
背の高い人だった、きっと右を見ると遙華のベランダは見えるだろう。
背の低い遙華でもひょいと見れるのだから。
遙華は室内に入り、部屋のクッションに座って残っていたビールを飲み干し遙華は眠りについた。