隣人はイケメン上司でした〜手から好きになってもいいですか?〜
いつもの週末

お酒が大好きな遙華は従兄妹の心くんの店に金曜日に行ってお酒を飲むことが楽しみだった。

心くんは遙華の父親のお兄さんの息子で自分のBARを経営していて、遙華の20歳の初めてのお酒は両親と心くんの両親が上京してくれて、この店でお祝いしてくれたのだ。

父親同士は仲がよくて地元の名古屋でもよく遊んでいた優しいお兄ちゃんみたいな存在だ。

毎日でも通いたいくらいだがお金と次の日の仕事を考えて週末のみにしている。

「あー、美味しい〜」

一気に遙華はドライマティーニを飲み干した。

「一気に飲むもんじゃないんだけどな」

「だって〜」

遙華がおかわりを注文していると店にいた男性に声をかけられる。

「ごめんなさい、1人で飲みたいので…」と悲しそうな顔をして断ると大抵の男性は諦める。

遙華の前におかわりのカクテルが置かれた。

「1人にしておいてオーラ出してんなぁ」

「だって実際そうだもん」

カチカチシュポ!

ライターで煙草に火をつける心くんの仕草は遙華は大好きだ。

このBARは喫煙OKのBARで喫煙場所も作っていない。

心くんが喫煙者だからだ。

心くんはかっこいい、心くん目当てに飲みに来る女性もいるくらいだ。

遙華の手フェチは実は心くんのお父さんが煙草を吸っているのを見た時からだった。

遙華の父親は煙草を吸わない人で心くんのお父さんが吸っているのを見た時にかっこいいと思ってしまった。

そして同じ仕草で今心くんは吸っている。
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