恋の練習のはずが、若手社長の溺愛に蕩かされています~声フェチ女子は断れない~
郁の心臓がドキッと跳ねる。
笑い声なんてあまり聴いた機会がない。
だけど声音がすごく艶っぽくて魅力的だ。
しかもその上……。
(なんだか……愛おし、そう……?)
そう感じて、ぼっと顔が熱くなった。
そんなわけはない。
おまけに混ぜ返す言い方なのに。
声の響きはどうしてもそう聞こえた。
(う、ううん! そんなわけないよ! 恋人同士みたいに過ごすから……それだけだって)
必死に自分に言い聞かせた。
なのに駐車場で風早の車に着いたとき、風早ときたら、郁を軽く抱き寄せて呟いた。
「こんな遠くまで付き合ってくれて……ありがとう」
囁きはやはり『愛おしい』に似た響きで……声も相まって、郁の心臓を強く跳ねさせた。
「ふふっ、やっぱりかわいいな」
そして風早は医務室のときと同じように言い、郁はますます恥じ入ることになった。
笑い声なんてあまり聴いた機会がない。
だけど声音がすごく艶っぽくて魅力的だ。
しかもその上……。
(なんだか……愛おし、そう……?)
そう感じて、ぼっと顔が熱くなった。
そんなわけはない。
おまけに混ぜ返す言い方なのに。
声の響きはどうしてもそう聞こえた。
(う、ううん! そんなわけないよ! 恋人同士みたいに過ごすから……それだけだって)
必死に自分に言い聞かせた。
なのに駐車場で風早の車に着いたとき、風早ときたら、郁を軽く抱き寄せて呟いた。
「こんな遠くまで付き合ってくれて……ありがとう」
囁きはやはり『愛おしい』に似た響きで……声も相まって、郁の心臓を強く跳ねさせた。
「ふふっ、やっぱりかわいいな」
そして風早は医務室のときと同じように言い、郁はますます恥じ入ることになった。