恋愛偏差値0.01。
「迅、ちょっと生け贄になってくれないぃ〜?♡」
「……無理」
「やだぁ〜♡ お願い♡」
凪くんは狂犬さんの周りをぴょこぴょこと歩き回りながら、
「お願い♡ お願い♡」
と、何度も繰り返している。
狂犬さんは呆れたようにため息をつくと、観念したように首を縦へ振った。
「分かったから、しつこい!」
屋上に腰を下ろすと、凪くんへ作ってきたお弁当を差し出した。
「約束通り、ハンバーグです!」
「やったぁ〜♡」
さっきまで普通だった凪くんが、一気に暴走モードへ切り替わった気がする。
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