恋愛偏差値0.01。
「だって、かっこいいって言ったもんっ!!」
ちょっと待って。
なんだか、凪くんが今にも泣きそうな顔をしている。
……かわいい。
「二人って、本当に付き合ってないの?」
突然そう聞いてきたのは、三人組のうちの一人だった。
「……あっ。……付き合っては――」
「今は付き合うの、我慢してるぅ〜♡」
「凪くんは、美月ちゃんのことが好きなの?」
そう聞いた女の子の目は、どこか冷めていた。
「うんっ♡」
「なんで?」
「えー! 秘密ぅ〜♡」
「もっと、かわいい子とかいるのに!」
そう言った瞬間、凪くんの笑顔が消えた。
< 117 / 208 >

この作品をシェア

pagetop