−狂兎の檻−
「ケーキ〜♪ケーキ〜♪」

凪くんは鼻歌まで歌い始め、ご機嫌そのものだ。

「そんなに楽しみなんですか?」
「うんっ♡ 甘いの大好きだからぁ♡」
「子どもかよ」

狂犬さんが呆れたようにいう。
気付けば、大きなガラス窓が目を引く可愛らしいお店の前に立っていた。

「着いたぁ〜♡」

凪くんが満面の笑みでお店を指差した。

「ここのケーキ最高だよぉ♡」
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