スパダリの溺愛はスーツを着崩すように

第9話 この腕の中に溺れていたい

翌日。
いつも通りデスクで仕事を始めると、
「高崎先輩、昨日はありがとうございました!また二人で行きたいです!」「ありがとう、そうだね」

話し終えると
「彩乃、少しいいか?」
「黒澤社長…おはようございます」
「おはよ…」

私は仕事の話だと思った。

社長室に着く。

扉が閉まると、黒澤社長は黙ったまま…。


「…何かありましたか?」


「昨日一宮と食事に行ったのか?」


「はい……怒ってますか?」


「怒っていない……嫉妬しているだけだ」


心臓がドクンと跳ねた。
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