四神と都の剣
囮
その夜、夕食が終わった後、朱雀と玄武は骸喰山のことについて話していた。
「玄武、あの山にもう一度行ってみる?」
「僕たちだと姿を見せてくれないんじゃないか?人と僕たちじゃ気配も違うだろうし」
「せっかく怪異の気配を掴めたのに、どうしたらいいのかな……」
スサノオはまだ家に帰って来ていない。相談をしたかったのに、と朱雀がため息を吐くと部屋のドアがノックされる。
「は〜い」
玄武が返事をすると、「失礼します」と言いながら沙月が入って来た。その顔には緊張がある。
「あの、お話聞こえてしまって……」
「ああ。怪異の話ね」
玄武が「困ってるんだよね〜」と眉を下げる。沙月は「あ、あの!」と声を上擦らせながら片手をバッと上げた。
「私でよければ、怪異を探すお手伝いさせてください!」
「えっ?でも、危ないよ」
玄武がすぐに止めた。怪異は悪霊や妖怪とは違う存在である。人間が戦って勝てる相手ではない。
「玄武、あの山にもう一度行ってみる?」
「僕たちだと姿を見せてくれないんじゃないか?人と僕たちじゃ気配も違うだろうし」
「せっかく怪異の気配を掴めたのに、どうしたらいいのかな……」
スサノオはまだ家に帰って来ていない。相談をしたかったのに、と朱雀がため息を吐くと部屋のドアがノックされる。
「は〜い」
玄武が返事をすると、「失礼します」と言いながら沙月が入って来た。その顔には緊張がある。
「あの、お話聞こえてしまって……」
「ああ。怪異の話ね」
玄武が「困ってるんだよね〜」と眉を下げる。沙月は「あ、あの!」と声を上擦らせながら片手をバッと上げた。
「私でよければ、怪異を探すお手伝いさせてください!」
「えっ?でも、危ないよ」
玄武がすぐに止めた。怪異は悪霊や妖怪とは違う存在である。人間が戦って勝てる相手ではない。