四神と都の剣



「これで全部だな……」

葉月が地面に倒れる。草薙の剣が転がった。スサノオがプンプンと頰を膨らませる。

「ちょっと葉月!!これ、三種の神器の一つなんだよ!?もっと丁重に扱って!!」

「うるせぇ!!お前は怪異との戦い、ただ見てただけだろうが!!」

葉月がスサノオを睨む。桜姫が「回復させるよ〜」と言いながら術を使った。白虎たちも地面に座り込んでいる。朱雀は三人に駆け寄った。

「お疲れ様」

「お疲れ」

互いに労い合う。スサノオが拍手をした。

「みんなのおかげでこの世界に平和が訪れたよ〜」

「こいつ、ぶん殴っていいか?」

葉月が拳を握り締める。白虎が「気持ちはわかるよ。うん」と頷いた。沙月はただ苦笑している。

「それにしても疲れたな……」

朱雀も地面に座り込む。嵐猫が疲れ切った全員を見て、ため息を吐いた。

「ここよりも沙月の神社で休んだ方がよくないか?地面よりも家の中で寝転ぶ方が痛くないだろ」

「そうね。みんなで帰りましょう!」
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