四神と都の剣
「やぁやぁ、ファルスティアの神々の皆さん!こんにチワワ〜!」

寒いギャグを言いながら部屋に入って来た人物は、髪型はみづらと呼ばれる古風なものである。しかし、その服装は上はバカンスに行く時に着用するようなアロハシャツ、下は袴というチグハグな組み合わせである。

(な、何だこの変な人は……!)

ファッションなどに詳しくない朱雀でも、目の前でニコニコと笑っている男性が変な人だということはわかった。青龍、白虎、玄武の三人の方をチラリと見ると、三人ともきちんと男性に対して引いていた。

「えっと……本当に俺たちと同じ神様なんですか……?」

白虎が疑いの目を麒麟と男性に向ける。男性が「酷くない!?」と全く可愛げのない泣き真似を始め、麒麟はそれを呆れたように見ていた。

「信じたくはないが、こいつは異世界では有名な神らしい。まあ話を聞いてやってくれ」

「コホン。改めまして、僕はスサノオノミコト。気軽にスーさんって呼んでくれたら嬉しいな!異世界では暴風雨の神と呼ばれてるよ!」
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