王女エメリーネに悪女は似合わない~軍人公爵の盲愛に囚われて
「エメリーネ王女。お部屋までお送りします」
コンストが抑揚のない口調で声をかけてきたが、エメリーネはその言葉に素直に従った。
エメリーネを執務室に送り届けたコンストは「失礼します」と、無表情のままアルマスの執務室へと足を向ける。彼の背後には、黒いオーラがまとわりついていた。
「おかえりなさり、エメリーネ様」
執務室に入るなり、エリナがハキハキした声で出迎えてくれた。
「今、お茶を用意します」
シーラもてきぱき動くが、エメリーネは今の朝議でぐったりしていた。姿勢を崩してソファに身体を預ける。
「朝からお疲れですね」
エリナがエメリーネの顔色を確認するように、顔をのぞき込んでくる。
「えぇ。先ほどの朝議がね……」
思い出すだけでも頭が痛いと、エメリーネは頭を押さえる。
「何かあったんですか? そろそろベルジュ公爵との婚約について発表するとか言ってませんでしたっけ?」
コンストが抑揚のない口調で声をかけてきたが、エメリーネはその言葉に素直に従った。
エメリーネを執務室に送り届けたコンストは「失礼します」と、無表情のままアルマスの執務室へと足を向ける。彼の背後には、黒いオーラがまとわりついていた。
「おかえりなさり、エメリーネ様」
執務室に入るなり、エリナがハキハキした声で出迎えてくれた。
「今、お茶を用意します」
シーラもてきぱき動くが、エメリーネは今の朝議でぐったりしていた。姿勢を崩してソファに身体を預ける。
「朝からお疲れですね」
エリナがエメリーネの顔色を確認するように、顔をのぞき込んでくる。
「えぇ。先ほどの朝議がね……」
思い出すだけでも頭が痛いと、エメリーネは頭を押さえる。
「何かあったんですか? そろそろベルジュ公爵との婚約について発表するとか言ってませんでしたっけ?」