王女エメリーネに悪女は似合わない~軍人公爵の盲愛に囚われて
アルマスはいかにしてエメリーネを手に入れようか、考えているのだ。つまり、今はまだ、エメリーネを力尽くで手に入れるよりも、エメリーネからアルマスに寄り添うのを待っている状態。ここで彼が業を煮やせば、前の人生と同じ道を辿るかもしれないが、今のところその様子は見えない。エメリーネがアルマスを褒めるたびに、デレデレと表情をゆるめるのがその証拠だろう。
それにしても、オディロンはなぜレジス王太子を連れてきたのだろうか。
そう考えると、無性にオディロンに会いたくなってしまった。
ぐるぐると考えごとをしていたら、いつの間にか眠っていたようで、室内はすっかり明るくなっていた。昨夜は遅くまでパーティーが開かれていたから、今朝は誰もがゆっくりだ。
ベルを鳴らすと、「おはようございます」とシーラがすぐに現れた。
「おはよう、シーラ。あなたはゆっくり休めたかしら?」
「はい。今まで、ゆっくりしていましたから」
シーラは、エメリーネが寝坊したから休めたとでも言いたげである。
「今日、何か特別な予定はあったかしら?」
それにしても、オディロンはなぜレジス王太子を連れてきたのだろうか。
そう考えると、無性にオディロンに会いたくなってしまった。
ぐるぐると考えごとをしていたら、いつの間にか眠っていたようで、室内はすっかり明るくなっていた。昨夜は遅くまでパーティーが開かれていたから、今朝は誰もがゆっくりだ。
ベルを鳴らすと、「おはようございます」とシーラがすぐに現れた。
「おはよう、シーラ。あなたはゆっくり休めたかしら?」
「はい。今まで、ゆっくりしていましたから」
シーラは、エメリーネが寝坊したから休めたとでも言いたげである。
「今日、何か特別な予定はあったかしら?」