王女エメリーネに悪女は似合わない~軍人公爵の盲愛に囚われて
「あなたの処遇は軽々しく決められるものではありません」
オディロンやベルトルト、レジス王太子がゆっくり移動し、エメリーネに寄り添った。他の者もまるでアルマスから守るように、エメリーネの周りを囲む。
「……この悪女が! そうやって男をたぶらかしたのか! 私の気持ちも弄んだのだな?」
アルマスから真っ黒いオーラが放たれると、それはアルマス自身を包み込み彼の姿が見えなくなった。
「エメリーネ王女が悪女だと?」
オディロンが声高らかに言い放つ。
「このような聡明な女性をつかまえて悪女と呼ぶのは間違えていないか? とうとう耄碌したようだな、宰相閣下」
黒いオーラに覆われたアルマスの表情はよくわからない。
「恐怖でこの国を支配しようとした、おまえの負けだ」
オディロンの言葉にエメリーネははっとする。アルマスはまだ、直接、国政には手を出していない。その前段階で父王やエメリーネを操ろうとしていただけ。
なぜオディロンはそのようなことを言ったのだろうか。
オディロンやベルトルト、レジス王太子がゆっくり移動し、エメリーネに寄り添った。他の者もまるでアルマスから守るように、エメリーネの周りを囲む。
「……この悪女が! そうやって男をたぶらかしたのか! 私の気持ちも弄んだのだな?」
アルマスから真っ黒いオーラが放たれると、それはアルマス自身を包み込み彼の姿が見えなくなった。
「エメリーネ王女が悪女だと?」
オディロンが声高らかに言い放つ。
「このような聡明な女性をつかまえて悪女と呼ぶのは間違えていないか? とうとう耄碌したようだな、宰相閣下」
黒いオーラに覆われたアルマスの表情はよくわからない。
「恐怖でこの国を支配しようとした、おまえの負けだ」
オディロンの言葉にエメリーネははっとする。アルマスはまだ、直接、国政には手を出していない。その前段階で父王やエメリーネを操ろうとしていただけ。
なぜオディロンはそのようなことを言ったのだろうか。