魔女の受難と天使の試練・監視という奇妙な同居生活からはじまる愛
白い小さなレースの布、いや、両脇、ひもリボンのパンティを両手で引っ張るようにグルシアの鼻先に突き付けた。

かなり透けている・・

ぐふっ、いきなりのエチ攻撃に、グルシアはコーヒーをむせこんだ。

「天界の予算だろう?それならアンタのカラーである白しかないなと思って」

魔女は、ぐふふふと不適な笑いを浮かべた。

「アンタにはこれを」

小さな箱を取り出して開けると、ラベンダーのペイズリー柄のネクタイが丸く収まっている。

「トラディショナルなストライプばっかりだったから、ちょい遊び心のある感じもいいかなと思って」

グルシアは、目の前に広げられたネクタイを眺めた。

こいつはクローゼットも、すでに点検していたのか。

「あと、これも」

光沢のある黒レザーの小さなビキニパンツ、完璧なTバックスタイル。

「アンタに似合うと思う」

セクシー下着・・・魔女は、それをびいーーんと引っ張って見せた。

「よく伸びるよね。フィット感が大事ってわけ」

そう言って、片手で白、もう片手に黒を持ち、振り子を振るように揺らして

「新婚夫婦には、絶対盛り上がる夜のアイテム・・とネットに書いてあったし」

魔女は、さらに得意げに口角を上げた。

「ああ、そうだ!!これも必要だろうと・・・」

また段ボールに手をつっこんで、ローションの箱とコンドームの箱をテーブルの上に置いた。

< 55 / 92 >

この作品をシェア

pagetop